2021年10月21日

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松坂屋豊田店の跡地に三越らが出店へ

来春の新装開業を予定する「T-FACE」のA館(イメージ)

豊田市などが出資する第三セクター「豊田まちづくり」は1日、9月30日で営業を終了した松坂屋豊田店の跡地を新装し、来春に再開業すると発表した。跡地は豊田市駅西口市街地再開発ビル「T-FACE(ティーフェイス)」のA館の1~6階で、名古屋三越が手掛ける小型店「三越豊田」、「成城石井」、「GU」、「ニトリデコホーム」、「MARUZEN」など約50店舗を誘致。店舗面積は1万9742㎡、投資額は40億円で、既存のB館と合わせた約140店舗で125億円の売上げを目指す。

ティーフェイスは1~9階のA館と1~11階のB館からなり、A館の1~6階に松坂屋豊田店が入居していた。その跡地を来春までに刷新。三越豊田は2階、成城石井は1階、GUとニトリデコホームは4階、MARUZENは6階に出る。

三越豊田は約1900平米で、食品や服飾雑貨、化粧品などを揃える。オープンに先駆けて、11月10日~12月21日にはB館の6階にギフトカウンターを開設。歳暮やおせちの注文を受け付ける。

名古屋三越は、三越豊田の出店に至った理由を「(松坂屋豊田店の跡地で)百貨店と親和性が高く、調査によれば一定の市場規模もあり、周辺には若い人も多い」(広報担当者)と説明する。名古屋三越は「エムアイプラザ 常滑」と「エムアイプラザ 各務原」を運営しており、小型店は3つ目となる。

他の店舗は未発表だが、5階はホームセンターを予定。松坂屋豊田店に店舗を構えていた「スターバックス」(2階)、「レリアン」(3階)、「エムズグレイシー」(同)などは来春にリニューアルオープンする。

改装と並行して、A館への導線も整備。1階のバス停側の入口と2階のペデストリアンデッキ側の入口を改修および増設する。

ティーフェイスを増床する形の豊田まちづくりは「今までの買物拠点(ショッピングセンター)に新たな魅力をプラスすることで、街の賑わいに向けた暮らしの拠点(ライフセンター)として、地域の方々・来街される方々から一層ご愛顧いただける施設を目指します」(原文ママ)としている。