2021年06月22日

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昭和西川、抗菌性と高弾性に優れた「MuAtsu+(ムアツプラス)」とショールームを開始

「ムアツ」シリーズにはなかった厚さ20センチのベッドマットレスも登場する(写真は本社ビル内のショールーム「ムアツ スリープ ラボ」)

昭和西川は、新ブランド「MuAtsu+(ムアツプラス)」を9日に発売した。同社の人気ブランド「ムアツ」の“面”ではなく“点”で体を支える特長はそのままに、ウレタン素材のクッション性を向上させ、抗菌加工を施すなど品質を改良。ムアツにはないベッドマットレスも開発し、充実したラインナップを揃えた。同日、本社ビル内に商品を体験でき、睡眠についてのアドバイスも受けられるショールーム「MuAtsu Sleep Lab.(ムアツ スリープ ラボ)」もオープンした。

展開アイテムは、マットレス(4万4000~16万5000円)、ベッドマットレス(22万円)、ベッドパッド3万8500~8万8000円)、羽毛布団(5万5000~33万円)、ピロー(1万6500円)、シーツ(4950円)、クッション(5500~1万1000円)。ムアツよりはやや高価格帯に位置する。

ムアツプラスは、医療の現場で選ばれた寝具であるというムアツの原点を見つめ直して誕生した。ブランドコンセプトは「医寝同源」。食と同様に、「睡眠は健康のいしずえである」という想いを込めた。同社は「生活様式の変化によって腰痛や肩こり、睡眠障害に悩む人が増加している現在、睡眠の改善を求めるすべての人に『最強の睡眠』を提案する」としている。

高弾性ウレタン「ムアツプラスフォーム」を新たに開発した

寝返りをサポートするため、ウレタンの高弾性を向上。さらに、ムアツの最上位シリーズ「ムアツ スリープ スパ X」では高弾性のウレタンを3層構造のマットレスの中層にしているが、ムアツプラスでは上層に使用した。これによってより、もっちりとした弾性を感じやすくなる。

ウレタンには抗菌加工を施し、衛生面も強化した。抗菌製品技術協議会(SIAA)が制定した、「抗菌性」、「安全性」、「適切な表示」の3つの基準を満たしたSIAAマークを寝具業界で初めて取得している。

またムアツプラスの特徴として、マットレスの長さをこれまでの200センチから195センチへと変更した。これは、一般的なベッドに200センチのマットレスを載せると端が余ってしまう事例が多かったことから行ったという。「お客様へよりお勧めしやすくなった」と広報担当者は話す。

ブランドのクリエイティブディレクターには、相鉄グループ全体のディレクションや車両・駅舎などのデザインや、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」の企画デザインなど多方面で活躍する、good design company代表取締役の水野学氏が就任。「医寝同源」のコンセプトのもと、ブランドの世界観を構築する。

睡眠改善に関するディレクションは、昭和西川代表取締役副社長で睡眠研究家の西川ユカコ氏が担当。「最強の睡眠 世界の最新論文と450年企業経営者による実践でついにわかった(SBクリエイティブ)」の著者としての知見を活かし、ショールームの環境計画、商品開発、客への快眠アドバイス内容の構築など、あらゆる観点から「自分で快眠をつくれる」仕組みづくりを行う。

ムアツ スリープ ラボはゆったりとリラックスできるような内装に仕上げた

販売は本社ビル内の新ショールーム「ムアツ スリープ ラボ」と、ブランド公式通販サイトで行う。ムアツ スリープ ラボは7つのベッドがあり、ムアツプラスの全ての商品を試せる。完全予約制で、待ち時間や混雑がなく、ブランドの世界観や商品をゆっくりと体験できる。内装は「バーミキュラビレッジ」、「SHIRO」を手掛ける、LINE-INC.の勝田隆夫氏が手掛け、入った瞬間から心地よさを感じ、リラックスできるような内装に仕上げた。

ショールーム内には、調光やカーテンの開閉で入眠前や起床時のシチュエーションを再現できる部屋も設けた

単にムアツプラスを販売するだけでなく、「睡眠を総合的にプロデュースする」発想のもとで空間を構築した。ムアツ スリープ ラボには専門的な知識を持つ「スリープスタイリスト」が常駐し、アドバイスを行う。足利大学と共同開発した測定装置「BODY FITTING SYSTEM(ボディ フィッティング システム)」で寝姿を測定できる部屋や、光を調節する装置やカーテンを開閉できる機能が付き、様々な状況で試せる部屋も用意した。快眠を助ける音楽も置いており、今後は、睡眠に関わる寝具以外のアイテムも取り扱いを予定しているという。

今後は百貨店などでの展開も視野に入れる。その際には商品だけでなく、ムアツ スリープ ラボのようなゆっくりと落ち着いて商品を試せる空間や、スリープスタイリストによる接客など、「ムアツプラスの世界観を可能な限り表現する」(広報担当者)意向だ。


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