2021年12月09日

パスワード

購読会員記事

高島屋横浜店、食品フロアの改装が完成、3月中旬グランドオープンへ

高島屋横浜店は3月中旬、地下食品フロアの大規模リニューアルを完成する。売場面積は約5000㎡。過去3回にわたって段階的に改装を進めてきたが、今回の第4期増床で食品フロアが完成しグランドオープンを迎える。400㎡に500種類以上のパンが揃う「ベーカリースクエア」や海外でも人気のスイーツ、地中海料理のデリカテッセン、店内厨房を構えた洋食店など多彩なショップがオープンする。

高島屋横浜店の青木店長は「国内におけるこれだけの規模の改装は今後ないかもしれない。リアル店舗としての楽しさを提供できるライブ感を追求した」とコメントした。増床部にはその言葉通り8つの店内厨房を作った。

3月中旬にオープンする売場のイメージ

「ベーカリースクエア」のテーマは「日本中どこにもないパンのエンターテインメントゾーン」とした。約40ブランド、500種類以上のパンが揃う。店内厨房を設け、パンの香ばしい香りが広がる。すべての商品は1カ所で会計できる。パンの画像から会計が可能な「ワンダーレジスター」を2台導入し非対面で商品を購入することもできる。

「KANAGAWA BAKER’s DOCK」はハットコネクト社と高島屋が共同で開発した編集型ショップ。神奈川県下のベーカリーを中心に日替わりで常時30ブランド、200種類の商品が揃う。「ベッカライ徳多朗」(横浜市青葉区)や「パリジェンヌ」(横浜市都筑区)、「ル・ミトロン」(横浜市神奈川区)、「マリンベーカリー」(横浜市中区)などが参加する。商品の集荷は高島屋が担う。小さな地元のパン屋を巻き込みパン職人の販売機会を創出する。地元の製菓学校の学生が製造したパンを販売したり、廃棄するパンを農場に輸送し肥化として活用するなどSDGsにスポットを当てた展開も行う。

その他、有名ベーカリーのショップも揃う。「ジュウニブンベーカリー」では高島屋横浜店限定で「いかりパン」、「黒船パン」など横浜をテーマにした商品を販売する。東京でファンの多い「メゾン・イチ」は神奈川県初登場。液体天然酵母を使ったパンはもっちりとした食感を特色とする。「シゲルキッチン」は店内厨房を設け、老舗の焼き鳥屋「鳥茂」のつくねを使用したできたてのサンドイッチを提供する。

スイーツ洋菓子ブランドは今まで17ブランドがオープンしているが、今回新たに4ブランドがオープンする。「エシレ・パティスリー オ ブール」は店内厨房でその日に焼き上げるフィナンシェやマドレーヌをはじめ、高島屋横浜店限定で「ショソン・エシレ」を販売する。今回がブランドデビューとなる「サブレミシェル」はショートケーキをイメージしたケーキサブレや4つの味が楽しめるフルーツサンドサブレなど見た目も舌も楽しいラインナップを揃える。

「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は定番のチョコレートのほか、テイクアウトやその場で食べることもできるエクレールのミニサイズ(2本セット)を高島屋横浜店限定で用意、ドリンクも販売する。「ラデュレ」は濃厚なチョコレートガナッシュを挟み込んだマカロン「フォンダン・マカロン」を先行販売。代表的な商品「イスパハン」をイメージしたテイクアウトドリンク「イスパハン・リエジョワ」はバラの香りとフランボワーズの風味を楽しめる。

惣菜には「カールヴァーン・デリカテッセン」が登場する。ヴィーガンも取り入れた地中海・アラビア料理を提供する。埼玉県飯能市で運営するレストラン「カールヴァーン」を運営するファーイースト社が手掛けるショップだ。アラビア諸国の伝統料理にアレンジを加えた色鮮やかでヘルシーな料理、ヴィーガンデザート、自社醸造所でつくるクラフトビールを販売する。

洋食店「グリエ サ・ク・ラ ヨコハマ」はおこわ専門店「米八」が手掛ける新業態。「焼きたてあつあつ」をコンセプトとしており、地産地消で横浜にこだわった店づくりとする。幅2m以上の大型鉄板を持つ店内厨房を構え、来店客の眼前で豪快に焼き上げることでライブ感を演出する。

高島屋横浜店は昨年11月から(増床エリアの仮設営業は20199月に開始)段階的に改装を進めてきた。今回の改装は第4期で、相鉄ジョイナス地下1階の一部(1700㎡)が加わり高島屋横浜店の食料品フロアは全体で約5000㎡、国内でも最大級となるデパ地下が完成する。Foodies’Port1(本館エリア)と Foodies’Port2(地下街エリア)の2エリアで構成され、相互の回遊性を意識した店舗環境、品揃えを徹底し様々な消費者のニーズと期待に応える。


関連ニュース

メリーチョコレート、スパイス香る新ブランド「パイ314」高島屋横浜店に

首都圏基幹百貨店の4店長が語る「新生活様式への対応と再成長への道筋」