大丸松坂屋百貨店、従業員の制服着用を継続し、デザイン一新 6年ぶり
新しい4種類の制服。左右それぞれから3人目のスーツ制服は、大丸は緑、松坂屋は青のスカーフを着用する
大丸松坂屋百貨店は15日、6年ぶりに従業員の制服を一新する。昨年デザインを一新した包材の新たなシンボルに取り入れた「百様」という考えをコンセプトの核に据え、ユニセックスなデザインを採用。青と緑のコーポレートカラーをアクセントに、顧客案内係、スーツ、食品制服2種類がリニューアルされた。全国の14店舗で着用される。
大丸松坂屋百貨店は定期的に制服をリニューアルしてきたが、コロナ禍における更衣室の使用制限から、制服の着用やリニューアルを一時休止していた。着用の可否、制服のあるべき姿を検討した結果、身だしなみを通じ、もてなしの心を伝えるため制服の着用継続を決定。併せて様々な課題にも対応するデザインに一新した。
コンセプトの核にあるのは「百様」という考え方だ。同社は、①1717年創業の大丸、1611年創業の松坂屋が「つないできた歴史」②全国の主要都市で展開する15店舗「それぞれの地域性」③「時代の空気感や瞬間の美しさ」④「客への心配り」――を大切な価値観として挙げており、それらが客一人ひとりの価値観と重なりあい、豊かで美しい調和が生まれる様を「百様」と名付けた。新たな制服には「百様」を様々な形で盛り込んだ。
顧客案内係の制服はタキシード風のデザインを取り入れて男性の着用にも対応するなど、ユニセックスなデザインを採用することでジェンダーギャップを解消した。素材や縫製のクオリティを高め、着心地を重視し、幅広い年齢層の従業員が快適に着用できるような配慮もされている。コーポレートカラーの青と緑をアクセントに取り入れ、企業ブランドのイメージや価値観の認知度向上も図っている。
着用開始店舗は以下の通り。大丸は、心斎橋、梅田、東京、京都、神戸、札幌、須磨、芦屋、下関、福岡天神の10店舗。松坂屋は、名古屋、上野、静岡、高槻の4店舗。