2026年10月19日

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高島屋、金融事業強化へ中間持株会社

高島屋は金融事業を百貨店事業、商業開発事業と並ぶ重要な事業領域と位置付ける(写真は日本橋店の「タカシマヤ ファイナンシャル カウンター」)

高島屋は金融事業の強化に向け、同事業を手掛ける子会社を統括する中間持株会社を来年3月1日に設立する。高島屋が全額出資する新設会社の名称は「髙島屋ファイナンシャル・ホールディングス」で、髙島屋ファイナンシャル・パートナーズ、ヴァスト・キュルチュール、髙島屋クレイキャピタル、ほがらか信託の株式を承継。各社が保有する人財、知見、顧客基盤などを有効活用し、新たなサービスの開発などで収益力を高める。近年は金融業界で不祥事が相次いでおり、ガバナンスを強化する狙いもある。

髙島屋ファイナンシャル・ホールディングスの所在地は東京都中央区を予定しており、社長は未定。高島屋は「次世代型SC」「海外事業」「金融事業」を「成長の3領域」と位置付けており、それぞれの強化を推し進めている。とりわけ「あらゆるステークホルダーとの接点である金融事業は当社グループ成長の鍵」としており、提供する各種カードなど「カード・決済事業」、資産形成や保険、相続、IFA(資産アドバイザー)、事業承継など「ライフパートナー事業」、ファンドへの出資など「投融資事業」を3本柱に、売上げを伸ばしてきた。

2026年度(26年3月~27年2月)は、売上高に当たる営業収益が前年比7.2%増の270億1300万円、営業利益は同13.3%増の63億1500万円を見込む。中間持株会社の設立による戦略立案や経営管理の一元化などで金融事業の成長に弾みを付け、31年度には100億円の事業利益を目指す。