2024年06月14日

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旧作を溶断解体し、現在の視点で再構築した作品を中心に約40点を展覧。留守玲-過飽和より-

・会期:2020年9月30日(水)~10月6日(火)※最終日は午後4時閉場
・会場:日本橋高島屋S.C.本館6階美術工芸サロン

「ドライ・グリッター」59×16×H41cm 撮影:斎城 卓

留守玲氏は、1976年宮城県に生まれ、2002年多摩美術大学大学院美術研究科修了。2003年には第11回日本現代藝術奨励賞を、そして2016年には第27回タカシマヤ美術賞受賞も受賞されている気鋭の作家です。神奈川県小田原市にて工房を構え、精力的に制作を続ける留守氏。素材とする鉄と真摯に向き合いながら、自らの鉄観、さび観、熔接観を探り、見出しながら作品として昇華させていきます。小さな鉄のチップを一片ずつ積み重ねて熔接する技法をはじめとした様々な方法を駆使し、錆び、朽ちるという時間軸と、制作の過程から見出した新たな発見をも活かした確かな造形による空間軸によって、より深く本質的な作品を生み出しています。

「鋼と情線」32×13.8×H34.2.cm 撮影:斎城 卓

『熔断とは物理的解体だが、積極的な思考の解体、再構築でもある』と語る留守氏。本展では、旧作を熔断解体し、現在の視点で再構築した作品を発表するとともに、鉄のオブジェを中心とした渾身の作品約40点を展覧いたします。

「理の分岐」32.2×14.0×H18.5cm 撮影:斎城 卓

■略歴

1976 宮城県生まれ
2001 熊日総合美術展21世紀アート大賞2001熊本放送賞
2003 財団法人日本文化藝術財団第11回日本現代藝術奨励賞
2007 〈素材×技術〉からフォルムへ-布と金属-(茨城県つくば美術館)、開館30周年記念展II工芸の力—21世紀の展望(東京国立近代美術館工芸館)
2012 「留守玲の茶室 さびのけしき」(山口県立萩美術館・浦上記念館)
2014 第19回MOA岡田茂吉賞展(MOA美術館・静岡)
2015 個展「鉄の置き物」(日本橋高島屋6階美術工芸サロン・東京)
2016 第2回菊池寛実賞
第27回 タカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞 生への言祝ぎ展(大分県立美術館)
2017 第34回公益財団法人美術工芸振興佐藤基金淡水翁賞最優秀賞
2018 風詠抄-常(横浜高島屋7階美術画廊・神奈川)、個展「思考の余白」(日本橋高島屋6階美術工芸サロン・東京)、こどもとおとなのアツアツこうげいかん 特別陳列 留守玲」(東京国立近代美術館工芸館)
2019 第21回 MOA岡田茂吉賞展(MOA美術館・静岡)、アートみやぎ2019(宮城県美術館)これまでとこれからの架け橋(横浜高島屋7階美術画廊・神奈川)、パッション2020 今みておきたい工芸の想い(東京国立近代美術館工芸館)

【お問い合わせ】日本橋高島屋S.C.本館TEL (03)3211-4111(代表)