2024年12月04日

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マリンピア神戸に、ボーネルンドの全天候型遊び場「あそびのせかい」が誕生

あそびのせかい、イメージイラスト

JR神戸線垂水駅・山陽本線山陽垂水駅から徒歩9分にある「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」が建て替え工事を終え、11月26日に開業する。明石海峡大橋や淡路島を望む景観を生かした親水公園「LAGOON COMMUNITY PARK」(以下、LAGOON)が新設され、その中に全天候型遊び場「ボーネルンドあそびのせかい」(以下、あそびのせかい)もオープンする。

あそびのせかいは、教育玩具や遊具の開発・販売や遊び場づくりなどを行うボーネルンドが運営する施設だ。「キドキド」と名付けられた屋内外の遊び場に、子供の成長に必要な動作を引き出す遊具や工夫が複数ある。子供の発達と遊びの関係を学んだ「プレイリーダー」が常駐していて、発達に合わせた遊びを提案。赤ちゃんから小学生まで、心、頭、体の全てを使って楽しく遊べる。

「からだ遊び」「表現遊び」「赤ちゃんの遊び」が楽しめる屋内

キドキドの屋内エリアは、約600㎡ある。競技用50mプールの半分くらいの広さだ。「からだ遊び」「表現遊び」「赤ちゃんの遊び」が楽しめるように、ゾーン展開している。

からだ遊びは、大海原をイメージした開放的な雰囲気の「アクティブ・オーシャン」で。エアマットやボールプール、クライミングウォール、回転遊具などがそろっていて、跳ぶ、転がる、走るなどの全身運動や遊びを通して体の動かし方を体得できる。

ボールプール。子供たちの歓声が聞こえてきそう

ままごとやお店屋さんごっこが楽しめるマーケット、想像力をかきたてるジオラマテーブル、組み立てに没頭できるブロック、試行錯誤しながら進めるゲームやパズルなどの表現遊びは「ディスカバリー・タウン」で。「発見と想像」をテーマに子供の探求心を刺激し、親子や子供同士で会話しながら、自分の考えや表現を深めていける。

赤ちゃんの遊びは「ベビー・ガーデン」で。ベビーが安心して遊べる大小の遊具を備えてある。はいはいやつかまり立ちなど、日々の小さな成長を実感できる。授乳室やオムツ替えの台も設置している。

風や光を感じながら、のびのびと遊べる屋外

キドキドの屋外エリアは、約500㎡ある。大空の下、テニスコート2面くらいのスペースに、全身を使って遊べる大きな遊具があって水遊びもできる。

例えば「ジャイアント・ドーム」は高さ6mの大型遊具。頂上へのルートを考えながら、手足を伸ばして無中でよじ登るうちに体の動かし方を自然に覚えられ、登頂すれば達成感も味わえる。三輪車で爽快に遊べるのは「サーキット」。思い切りペダルをこぐことで、足腰やバランス感覚を鍛えられる。砂山を作って水を流したり、石や砂利を掘り出したりできる「ストーンピット」もある。

ジャイアント・ドーム

また、子供が遊びを通じて、地球環境について考えるきっかけづくりにとの配慮から、エコフレンドリーな遊具も2種導入。環境に優しい遊具や遊び場づくりに取り組むデンマークの遊具メーカー・コンパン社が開発したもので、海洋廃棄物や使用済み繊維などをリサイクルした素材を用いている。

その他、車いすから乗り移りやすくしたり、座った高さで遊べるなど、身体的能力に関わらず利用できる遊具も導入している。

ちなみに、マリンピア神戸の敷地面積は、以前の約1.3倍の9万9400㎡とワイドになった。ショッピングや飲食はもとより、アクティビティやイベントなども楽しめ、家族で一日ゆったり過ごせる。

LAGOONのイメージイラスト。

親水公園のLAGOONは、全天候型イベントスペースの「大屋根広場」、カフェや展望デッキのある「スイーツ&アートガーデンゾーン」など、5つのゾーンからなる。あそびのせかいは「アクティビティレジャーゾーン」にある。坂の滑り台やロープ登り、ビーチスポーツ、カヤック、BBQなども楽しめ、ペット用のドッグランもある。

岸辺の上空から見た、アクティビティレジャーゾーン

【あそびのせかい】

  • 営業時間 10時~18時
  • 対象 生後6カ月~12歳の乳幼児・子供 ※必ず保護者同伴で利用
  • 料金

・6カ月~11カ月→最初の60分が平日400円・休日600円(延長10分ごとに200円)

・1歳~12歳→最初の30分が平日800円・休日1000円(延長10分ごとに200円)

・大人→700円(平日・休日同料金、延長料金なし。交代可能)