2024年06月19日

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西川、2023年度「睡眠白書」発表 ダイエットやPMSにも関連

西川 

西川は9月3日、2023年度の「睡眠白書」を発表した。今年も1万人の睡眠実態を調査した

西川は3日、1万人の睡眠実態を追った「西川 睡眠白書 2023」(以下、睡眠白書)を公開した。社内研究機関である「日本睡眠科学研究所」(以下、睡眠研究所)監修の下、睡眠時間や使用寝具といった基本的な内容をはじめとする、睡眠に関するあらゆる実態を調査。今年は美容や健康と睡眠の関係について掘り下げ、ダイエットや女性特有の症状にフォーカスした調査も実施した。同社はこうした調査と分析を生かし、より良い睡眠を通して健康を実現するきっかけづくりに貢献する。

睡眠白書は、 18年より発表を開始し今年で6年目。毎年「秋の睡眠の日」である9月3日に、同社のホームページで公開する。睡眠研究所は、人間の睡眠生理の解明やより良い睡眠環境の開発を目指し、1984年に設立。企業や大学などとも連携して研究活動を推進し、睡眠の質の向上に取り組む。

「全体的な睡眠の質についてどう感じているか」の調査結果

今回の調査では、昨年よりもさらに「睡眠時間の不足」、「睡眠時間満足度」、「不眠の度合い」、「睡眠の質」の悪化が顕著となった。世界保健機構(WHO)が中心となり設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した世界共通の不眠判定方法「アテネ不眠尺度」の質問にのっとり、1万人に調査。すると、全体の51.9%の人が「不眠症の疑いが高い」ことが判明し、前年の50%を上回った。さらに69.5%の人が「睡眠に何らかの不満を持っている」こともわかった。いずれもこの数年、数ポイントずつ増加しており、20〜30代でもその傾向が強いのが特徴。いわゆる“働き盛りの子育て世代”の睡眠改善が必要とされる。

「平日の睡眠時間と体型の悩みの関係」についての調査結果

昨年よりも重点的に調査したのが、まず「美容・健康と睡眠の関係」。美容や体型に関心がある人は、その改善に睡眠が効果的と考える。しかし実際には食事やスキンケアに比べ、睡眠への意識は高くなく、睡眠の質にも不満を感じている様子がみられたという。

ダイエットや肥満予防についての調査において、体型に悩みがある人の平日の睡眠時間は、7時間未満が44%、全く悩みのない人は28.4%と、大きな差があることがわかった。体型に悩んでいる人ほど、睡眠時間が短くなる傾向がみられ、眠れていないという結果が出た。

「睡眠満足度と月経前症候群(PMS)の関係」についての調査結果

女性特有の悩みである「月経前症候群(PMS)と睡眠」に関する調査も行った。その結果、症状がない人は、38%が睡眠に満足していると回答。対して症状のある人は20%と、睡眠満足度に大きな差がみられた。

「質の良い睡眠をとった後のPMSの感じ方」についての調査結果

さらに、質の良い睡眠や十分な睡眠時間をとった後で軽減する症状について調べると、「だるさ・疲れ」が15.6%で最も多く、「眠くなる」が12.8%、「イライラする」が12.0%となった。このように、睡眠をとることで症状を改善しようとする人は少ないものの、「良い睡眠の後に症状が改善し、軽くなった」と感じた人が一定数いることが明らかになった。

同社のスリープマスターは「コロナ明けの風潮もある中で、引き続き心身ストレスや活動量を考慮して睡眠の質を上げる必要があると考えます。今回の調査・分析をご覧になり、睡眠を通して健康を実現する糸口を見つける一助になれば幸いです」とした。