2022年07月04日

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ヒサヤオオドオリパーク、ロボットが警備とフードデリバリーを行う実証実験

レイヤードヒサヤオオドオリパーク(名古屋市中区)

NTT コミュニケーションズ(NTT Com)と三井不動産は、名古屋市栄にある久屋大通公園の北エリア・テレビ塔(全長約900m、敷地面積約5万4500㎡、以下Hisaya-odori Park)において、「人とロボットが寄り添う新しいライフスタイルの創出」を目指して、ロボットを活用した無人パトロールおよびフードデリバリーの実証実験を5月30日からスタートする。

NTT ComはHisaya-odori Parkにおける様々な実証実験への参画を通じ、ICTを活用した都市における社会的課題の解決と経済発展の両立を図ってきた。20年9月よりAI映像解析や位置情報解析技術を活用した「安心安全な街づくり」の実現に向けた検証を行っており、21年6月からはHisaya-odori Parkをデジタル空間上に「Hisaya Digital Park」として再現し、リアルとバーチャルの連携による新たな顧客体験の創出に向けた検証を進めている。また、名古屋市は第5世代移動通信システム(5G)をデジタル社会における重要な情報通信インフラの1つと位置づけ、民間企業などとの連携を含め5Gの効果的な活用方策について検討している。

今回の実証実験では上記の3者が、Hisaya-odori ParkにおいてNTT Comが取り組んできたSmart Mobilityのユースケースの1つとしてロボットによる自動運転・遠隔監視を活用した「警備ロボットによる園内管理業務の高度化」と「ロボットを活用した新たな顧客体験の創出」の2点について検証する。

無人パトロール(警備ロボットによる園内管理業務の高度化)については、夜間帯も含めた全日、Hisaya-odori ParkのZONE3およびZONE4エリアにて警備ロボットを屋外で自動走行させ、巡回警備を行う。警備ロボットに搭載されたカメラが撮影した映像は、5Gを含むモバイルネットワークを活用して、防犯カメラ映像から不審者などの特定人物を自動検出するNTT ComのAI映像解析サービス「COTOHA Takumi Eyes」に連携されており、迷惑行為者を遠隔で検知し、現場の警備員と連携することで園内警備の強化が図れるというもの。

ロボットを活用したフードデリバリーサービス(ロボットを活用した新たな顧客体験の創出)では、メディアヒロバ(公園内地下広場)内の特設エリアで配布されるQRコードを利用して、来園者がHisaya-odori Park内にある飲食店のメニューをモバイルオーダーすることができる。オーダーされたフードやドリンクは、ロボットによりメディアヒロバ内の注文者へデリバリーされる。ロボットからの受け取り方法はHisaya Digital Parkにアクセスすることで確認ができる。

なお、この実証実験は22年11月30日まで行われる予定。