2024年11月13日

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5月30日「ニュウマン」2号店、JR横浜駅西口に開業へ ルミネ

ルミネは、JR横浜駅西口に建設中の「JR横浜タワー」の商業ゾーンに、新宿に次ぐ「ニュウマン」の2号店を出店し、5月30日に開業する。1階から10階の10フロア構成で、売場面積は約1万3000平米。「毎日をしなやかに生きる大人の女性」を対象に、同社で初めて誘致するラグジュアリーブランドをはじめ、ファッション、コスメ、サービス、ライフスタイル雑貨など111ショップと、5区画のポップアップスペースの合計116店舗を集積する。ルミネでは初めてとなる上位顧客限定のラウンジを設け、ルミネカードやルミネアプリなどとともに顧客づくりに注力していく。初年度は210億円を目指す。

 

 

横浜駅西口開発は、JR横浜タワーと「JR横浜鶴屋町ビル」で構成され、前者は地上26階建てで、この10階から地下3階が商業ゾーン。1階から10階にニュウマン横浜が開業し、地下1階から地下3階は食品と飲食を中心に「シャル」が運営。8階から10階の一部にシネマコンプレックス「T-JOY」が入居。12階から26階がオフィスフロアとなる。

 

一方、ここと歩行者通路で結ばれるJR横浜鶴屋町ビルは九階建てで、ホテル(3~9階)、パーキング(4~9階)、スポーツクラブ(2、3階)などで構成する。

 

ルミネが2016年に新宿に設けた「ニュウマン」とは、「自分の価値観をもつ自立した大人の女性」を対象に、ファッション、ビューティー、フード、ウェルネス、カルチャーなどを横断してライフスタイルをトータルにプロデュースする時間消費型商業施設。ニュウマン横浜は、「新時代を自由に生きるヒトと共に、ストーリー(物語)をクリエイションし続ける場所」と位置付けて、多様な価値を提供していく構え。

 

フロア構成は、従来の価格やテイストごとではなく、顧客の「ライフスタイル」を切り口に、各フロアのコンセプトに基づき、カテゴリーミックスでショップを集積する。

 

各フロアのコンセプトは以下の通りで、1~2階が「ディスカバー(新しい自分と出会う)」、3階が「ビューティフル(美が宿る)」、4階が「シンプル・イズ(シンプルの探求)」、5階が「フィールファッション(自分を彩る)」、6階が「オープンリラックス(自然体になる)」、7階が「フィールクリエイト(カルチャーと過ごす)」、8階が「コンフォートパブリック(チャージする)」、9階が「スイッチ(日常からのエスケープ)」、10階が「プレザントゥタイム(上質さを創る)」となっている。

 

常設111ショップのうち、ファッション・雑貨は43店舗に抑え、レストラン・カフェ・食品(23店舗)、コスメ(15店舗)、ライフスタイル雑貨(17店舗)、サービス関連(8店舗)を充実させる。上層階が飲食関連で、8階には新宿店をさらに進化させたフードホールを設け、9階と10階には大人向けの洗練された大型の飲食店を誘致する。

 

1階にはルミネとして初めて、「グッチ」、「ティファニー」、「バレンシアガ」、「バーバリー」などのラグジュアリーブランドを集積する。

 

1階や3階など5カ所に設けるポップアップスペース「ニュウマンラボ」では、最新情報やトレンドの発信、季節感の演出、体験型イベント、アートの展示・販売などを行う。また、共用部ではアートを常設で展開し、感性を刺激して驚きや新たな発見の機会を提供する。

 

環境デザインは、国際的に活躍する建築家の田根剛氏が担当し、「グローバル・ポート・シティ」をテーマに、各フロアで柄が異なるタイルを30万枚使用するなど、街を歩いているような楽しさを感じられる空間を創出にこだわる。