2024年04月26日

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ピナクルズ、「EY Innovative Startup 2021」を受賞

利用者側の画面イメージ

動画教育サービス「tebiki」の急成長が受賞の決め手に

動画教育サービス「tebiki」を運営するピナクルズは17日、EY新日本有限責任監査法人が主催する「EY Innovative Startup2021」のEnterprise部門を受賞した。現場教育の課題を動画技術で解決するシステムが、コロナ禍において移動制限やソーシャルディスタンスが推奨される中、集合研修やOJT実施における問題を解決するとして顧客から支持され事業が急成長していることが受賞の決め手となった。

「EY Innovative Startup 2021」は今後、著しい成長が期待される12分野において、イノベーションを推進するスタートアップ企業を表彰する制度。成長性、革新性、社会性などの観点からスタートアップ企業を奨励し、その知名度の向上に寄与している。

そのEnterprise部門を受賞したピナクルズが運営する動画教育サービス「tebiki」は、小売をはじめ、サービス、製造、物流、介護、飲食など、デスクを持たない社員が多い「現場」を対象としたクラウド型動画教育プラットフォーム。動画作成側の手間やコストを抑えているのが最大の特徴だ。現場のOJTをスマホで撮影するだけで、音声認識技術を使用した自動の字幕生成、シーンの削除や静止などの編集、音声吹き込みや図形挿入、自動翻訳がスマホだけで簡単にできる。画面も見やすく、最新の動画技術を直感的に使いこなせるよう設計されている。

また動画閲覧データを分析して誰がどこまで習熟したかを可視化、教育の進捗をリアルタイムで管理することも可能だ。

「tebiki」はピナクルズ代表である貴山敬氏の食品工場長としての経験をもとに開発された。2019年8月の正式リリース後、作成から編集まで技術を直感的に使いこなせる使いやすさが支持されて、様々な業界で導入が進んでいる。

EY新日本有限責任監査法人は、世界各国で会計、税務、アドバイザリーサービスなどの事業を展開するアーンスト・アンド・ヤング(EY)の日本におけるメンバーファームで、監査および保証業務を中心にアドバイザリーサービスなどを提供する。EYは世界4大監査法人の1つ。