2026年10月09日

パスワード

ラ・メゾン・デュ・ショコラ、クリスマスとバレンタインコレクションを発表

バレンタインコレクションの「ハート シュール ムジュール」

ショコラブランド「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は、2026年クリスマスコレクションと2027年バレンタインコレクションを発表した。クリスマスのテーマは「VERTIGES パリ ヴェルティージュ」で、幻想的な世界へと誘う。バレンタインのテーマは「SUR MESURE(シュール ムジュール)」。パリのファッションとオートクチュールから着想を得た。

クリスマスはシャンデリアデザインが登場

クリエイションの総指揮を執る、ショコラティエのニコラ・クロワゾー氏

パリのアパルトマンをモチーフにしたアドベントカレンダー

2日に開催された発表会には、本国のショコラティエであるニコラ・クロワゾー氏が登壇した。クリスマスのテーマである「VERTIGES」はフランス語で、「目まい」などを意味する。クロワゾー氏は「幻想的な目まいという意味を込めた」と説明する。

アドベントカレンダー(1万4958円)は、生活空間の一部として楽しめるインテリア性を意図して用意された。19世紀にフランス・パリに誕生したオスマン様式のアパートメントがモチーフで、天井の天窓やシャンデリアなどのデザインが施されている。クロワゾー氏は「皆様のライフスタイルをより楽しくする一助となるよう、インテリアにもなるアドベントカレンダーをご用意した」と述べる。

シャンデリアを模したアートピース。チョコレートが使われている

そのほか、大きめサイズの「ブシェ」(7290円)やボンボンショコラの詰め合わせ「パリ ヴェルティージュ」(1404円~4万2120円)など、全11種類をラインナップ。ボンボンショコラには限定の新作として、ベトナム産ダークチョコレートのガナッシュを使った「ガナッシュベトナム」と、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに、オレンジとクリスマススパイスを合わせた「プラリネ エピセ」の2種類が登場する。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ丸の内店で展示されるアートピース(非売品)として、シャンデリアをかたどった「リュストル パリ ヴェルテージュ」も制作された。重さ約4.7kg、高さ約80cm。カカオ分56%以上のダークチョコレートを使用し、制作から組み立てまでハンドメイドで40時間を掛けてつくられている。

バレンタインはオートクチュールファッションの世界観を表現

左はタブレット2種類のセット、右はボンボンショコラ12粒の詰め合わせ

バレンタイン用のアートピース

バレンタインコレクションは、同ブランドの創業者であるロベール・ランクス氏が愛したオートクチュールファッションの世界と、ショコラの世界を交差させ、両方に共通する「テーラーメイド」の要素を取り入れた。「どちらも1つのアイデアから生まれ、形にするまでにたくさんの情熱、そして愛情が含まれている。作品づくりのジャーニー、ストーリーを語る世界観をつくり上げた」(クロワゾー氏)。

「ハートシュール ムジュール」(7560円、1万4958円)は、ハート形ボックスにショコラを詰め合わせた。チョコレートでコーティングしたアーモンドやヘーゼルナッツ、ドライフルーツでつくられたミニタブレット、プラリネが入ったハート型のショコラが入っている。

ボンボンショコラの詰め合わせ「シュール ムジュール」(1458円~6912円)は、ショコラを2つずつペアで並べる構造から着想を得て、パッケージにピンクのグラデーションで表現している。新作ショコラは、トーゴ産のカカオを使った「ガナッシュトーゴ」、スグリのピュレとハイビスカス風味が特徴の「ガナッシュ グロゼイユ ハイビスカス」、レモンとユズ風味のプラリネを使った「プラリネ ノワゼット シトロン」の3種が登場する。

服飾教育機関「エスモード・東京校」の学生が制作した作品

テーマに合わせて、服飾教育機関である「エスモード・東京校」とのコラボレーションも行った。3人の学生が、バレンタインコレクションから着想を得た衣裳を制作。エスモード・東京校はパリに創設された世界最古のファッション専門校「エスモード」の日本校に当たり、どちらもフランス発祥という共通項がある。

クリスマスコレクションは11月2日、バレンタインコレクションは27年1月14日に発売する。同ブランドは27年が創業50周年に当たり、以降も様々な企画を予定している。

(都築いづみ)