大丸心斎橋店、300周年へのカウントダウンで特別感を演出
目も足も止まる、印象的な本館6階のエスカレーター前
来年に開業300周年を迎える大丸心斎橋店が、そのカウントダウンが始まる年末に向け、特別感を演出している。世界的なアーティスト、ドナルド・ロバートソン氏がクリスマスをテーマに描き下ろしたアートで12月25日まで店内を装飾するほか、同15~21日には本館の御堂筋玄関前にポストを置き、300周年記念の特別な年賀状を送れるようにする。

圧巻の本館1階ステージ
写真共有アプリ「インスタグラム」で約23万人のフォロワーがいるポップアーティスト、ドナルド・ロバートソン氏のアートには、サンタクロースやそのソリを引くウサギ、亀、キツネ、鶴、鷹、ペリカン、孔雀などが描かれている。建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した旧本館の各所にデザインとして盛り込まれた動物達を用いた形だ。さらにサンタと動物達がハイスピードで駆け回る姿には「299周年目はあっという間に過ぎ去ってしまう」というメッセージを込めた。アートは本館1階のステージや天井、同4階や同6階のエスカレーター前、ショーウインドーなどで見られる。

ショーウインドーも彩る
年賀郵便特別扱い開始日に当たる12月15日には、2500枚限定の年賀状とポストを用意。年賀状は無料で送れ(国内のみ)、300周年ならではの仕掛けもある。