2026年08月06日

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XRを用いたLBEの流通基盤構築を目指すコンソーシアムが発足

7月28日に開催された発表会の様子

XR(クロスリアリティー)を活用したロケーションベース・エンターテインメント(LBE)の市場形成と流通基盤の構築を目指す、「ロケーションベースド・エクスペリエンス・コンソーシアム(LBEC)」が7月28日に発足した。事務局はSTYLYとKDDIが共同で担い、不動産、鉄道、メディア、金融、XR関連など25社が参画。同日に記者発表会を開き、2030年までにLBEC経由の流通総額150億円を目指す方針を示した。

映画配給のようなプラットフォーム確立へ

LBEとは、特定の場所でXR技術を活用した没入型体験を提供する施設型エンターテインメントを指す。世界では市場が急拡大している一方、日本では施設ごとに広さや天井高、通信環境、電源設備などの条件が異なるため、コンテンツ導入のたびに個別調整が必要となり、普及の妨げとなっている。

STYLYの渡邊遼平CMOは「世界ではLBE市場が立ち上がってきているが、日本では流通の仕組みが整っていない」と指摘。コンテンツを歩行型や着座型、VR・ARなどに類型化し、それぞれに適した施設要件をガイドラインとして整理することで、「ロケーションとコンテンツのマッチングを効率化し、映画配給のような流通基盤を構築したい」と述べた。

LBECでは施設運営者とコンテンツ制作者が共通ルールを策定し、多拠点展開を前提としたコンテンツ制作を後押しするほか、参画企業間で市場動向や技術情報を共有するコミュニティーとしての役割も担う。将来的には国内コンテンツの海外展開や海外作品の日本導入も視野に入れ、日本を世界有数のLBEコンテンツ流通拠点へ育成する構想を掲げる。

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