2024年05月24日

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Zoff、7万2000通りのカスタムができるサングラス

新作発表会では、サングラスを中心に約330種類が並んだ。トレンドのビッグシェイプのフレームも目立つ

インターメスティックが展開する眼鏡ブランド「Zoff(ゾフ)」は、好きなフレームとカラーレンズを組み合わせられる「カスタムサングラス」を打ち出す。1600種類のフレームと45種類のカラーレンズの中から、それぞれ好みのデザインと色を選び、自分だけのオリジナルのサングラスがつくれる。同社によれば、自然環境の変化や紫外線への対策と同時に、ファッションアイテムとしてもサングラスのニーズは年々増えているという。7万2000通りのカスタマイズを叶えるラインナップで訴求を強める。

4日に都内で開かれた2024年春夏の新作発表会では、「EYE LOVE SUNGLASSES」をテーマに多彩なサングラスが披露された。担当者は「これからの季節は日差しも強くなり、目を守るためにもサングラスは重要だが、日本はまだサングラスをかける文化が根付いていない。よりフランクにカジュアルに、ファッションとしても取り入れていただきたい」と狙いを話す。

濃度のバリエーションを増やしたオリジナルカラーレンズ。選ぶ楽しみも広がる

3月から販売をスタートさせたカスタムサングラスは、カラーレンズのバリエーションを拡充。オリジナルのカラーレンズは9色を用意し、濃度は20%、40%、60%、85%の4種類となる。「レモンイエロー」「ローズピンク」「アイリスバイオレット」「コバルトブルー」は、濃度20%と40%の2種類。元々あった40%の濃さは「ファッション感が強く出過ぎてしまう」ことから、ナチュラルな色味として薄い20%をプラスした。

男女共に人気の高い5色のカラーも、濃度を増やしてさらに充実させた

「モスグリーン」「アンバーブラウン」「アッシュベージュ」「インディゴネイビー」「スモーキーグレー」は、中間となる濃度40%と60%を追加し、4種類から選べる。5色とも以前から人気のカラーだったが「これまで『この色の薄いのはありますか』という要望に応え切れない状況だった」と、担当者は振り返る。新たに2種類の濃淡を加え、客が望む「ちょっと薄い色」「ちょっと濃い色」を叶える。加えて「(濃度85%のような)レンズの濃い色が原因で、サングラスを取り入れられない人もいる」(担当者)とし、サングラスへのイメージから購入に二の足を踏むのも解消したい考えだ。レンズ価格は3300円~で、最安の5500円のフレームと合わせれば、1万円以内でつくれる。

診断した客は、推奨された色や眼鏡を選ぶことが多いという

店頭では、どのカラーレンズが似合うかわからない客をサポートするため「パーソナルカラー診断」も行っている。客がタブレットで髪の色やよく付けるアクセサリーの色などを選んでいく。すると「ブルーベース」か「イエローベース」の診断結果が出て、自身に合う眼鏡の色や、実際の商品を提示してくれる。

「偏光レンズ」のサングラスで真っ白なモニター画面を見ると、レンズ越しにカラフルな模様が現れる

そのほか、既存の機能性カラーレンズのサングラスも今回を機に販促する。「偏光レンズ」と「調光レンズ」で、偏光レンズは、路面や水面などの反射光をカットしてまぶしさを抑えてくれる。ドライブや釣り、ゴルフをする際などに適した商品だ。グレーとブラウンの2色で、濃淡は各3種類。レンズ価格は1万3200円と、他のレンズと比べると割高だが、説明すると購入につながるケースもある。

「調光レンズ」に紫外線を当てると、レンズの色が見る見るうちに変わる

調光レンズは、紫外線の量によってレンズの色が変化する。例えば屋内ではクリアだが、屋外では色が付いてサングラスになるというもの。曇りの日でも色が変わることがあり、紫外線が出ているのが分かるという。色はブラウン、イエローブラウン、パープルに、ブルーとグリーンが新色でプラス。レンズ価格は5500円~となる。「調光レンズは段々認知度が上がってきていて、昨年の夏頃からお問い合わせが増えている」(担当者)

Zoffが取り扱うサングラスのUVカット率は99.999%で、濃度が異なってもUVカット率は変わらない。こうした点も浸透させ、サングラスを、より身近な“アイウエア”として広める構えだ。

(中林桂子)