2024年12月04日

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ハリウッド化粧品、7つの有効成分を配合した商品で“育毛ケア”を発信

5月10日に商品発表会が開かれ、お笑い芸人の山里亮太さん(中央)と毛髪診断士の齊藤あきさん(右)が登場。ハリウッド化粧品商品開発部のSHUJI氏(左)も登壇し、トークショーが行われた

ハリウッド化粧品は10日、植物由来の7つの有効成分を配合した育毛剤「スカルプトニックME 07」(以下、スカルプトニック)を発売した。有効成分の働きにより、薄毛や頭皮のかゆみ、脱毛を予防して育毛を促進。症状が気になる前の使用と、スキンケアのように頭皮ケアを日々の習慣にすることを提案する。「Feel Freedom ―自然に、自由に。―」をテーマに、30~50代のキャリア層の男女をターゲットに設定。従来の育毛剤のイメージを払しょくするデザインで、日常使いできるジェンダーフリーの商品としても訴求する。容量は150mLで、価格は6050円。同社のECサイトと直営店で販売する。同日、都内で開かれた商品発表会に、お笑い芸人の山里亮太さんと毛髪診断士の齊藤あきさんが登場。トークショーが行われ、育毛ケアの方法や毛髪診断なども披露された。

新しい育毛ケア用品として、メッセージ性を打ち出したビジュアルイメージ

近年、若年層の間で“美容”の一環として頭皮をケアする人が増加。また、病気の回復後や女性の産後に起こる脱毛など、様々な要因で頭髪の悩みを抱える人も多い。こうした現状を踏まえ、同社は市場に多く出回っている中高年向けの育毛剤ではなく、性別や年齢に関わらず使える育毛剤を開発した。「ダイバーシティ設計」に取り組み、他のスキンケア用品とも馴染むシンプルなデザインが特徴。シトラスムスクの香りでラグジュアリー感も演出する。さらに環境にも配慮し、ボトルは残量が分かりやすい半透明のバイオプラスチック素材で、外箱はリサイクル素材を活用した。

植物由来の7つの有効成分とビタミン由来の有効成分が、頭皮環境を整え、育毛を促す

スカルプトニックは、育毛を促進する「センブリエキス」、「ヒノキチオール」、「D-パントテニルアルコール」、抜け毛を抑制する「タマサキツヅラフジアルカロイド」、「β-グリチルリチン酸」、頭皮環境を整える「酢酸DL-a-トコフェロール」、「塩酸ピリドキシン」の、7つの有効成分を配合。これらが抜け毛を引き起こす4つの原因にアプローチすることで育毛効果を発揮する。

原因の1つ目となる「ホルモンの乱れ」には、タマサキツヅラフジアルカロイドとβ-グリチルリチン酸が作用し、脱毛の原因となるテストステロンの活性化を抑制する。

2つ目の「頭皮の汚れ」には、ヒノキチオールがフケの原因菌を殺菌し毛母細胞を活性化。塩酸ピリドキシン(ビタミンB6誘導体)が皮脂分泌を抑える。さらに酢酸DL-a-トコフェロール(ビタミンE誘導体)が毛細血管の血液循環を促し、毛母細胞に必要な酸素や栄養分を補って、頭皮環境を改善する。

3つ目の「毛母細胞の機能低下」には、血管拡張と血行促進作用のあるセンブリエキス、毛乳頭細胞を増殖させるタマサキツヅラフジアルカノイド、細胞賦活効果のあるD-パントテニルアルコールの効能で、毛母細胞を活性化させる。

4つ目の「頭皮の弾力低下」については、一緒に配合されたローヤルゼリーエキスとヒキオコシエキスの保湿効果により、頭皮の柔軟性を保持。正常な毛髪の生育環境を整える。

同社が行った有効試験において、実際に毛髪の太さがアップする検証結果が得られた。スカルプトニックを1カ月間使い続けたところ、毛髪が約76.90μmから約79.00μmと、約102.7%の割合で太くなることが判明。これにより毛髪密度の向上にもつながることが実証された。

山里さんはステージに登場すると、持ち前のトーク力を発揮。集まった報道陣をはじめ皆の笑いを誘い、会場は楽しい空気に満ちた

10日、東京・六本木にある同社で商品発表会が行われた。お笑い芸人の山里亮太さんと一般社団法人日本美髪協会代表で毛髪診断士の齊藤あきさんが登壇。商品開発部のSHUJI氏も一緒に「新常識・スキンケアの一環としてのジェンダーフリーな育毛ケア」と題したトークショーが開かれた。

山里さんは最近、頭髪に悩み始めたことに言及。以前にいくつかの育毛剤を試したことがあるものの「薬を塗っていると感じるような香りと、頭にペタッとする感じがいやで敬遠していたところがありました」。スカルプトニックを使用した感想を聞かれ「塗った後にさっぱりするし、薬のような香りではなくいい匂いがする。今までいやだったものが全部排除されている」と、これまでとは異なる使用感の良さを語った。

齊藤さんも「すっきりとした使用感で頭皮に馴染んでいく感じが良かった」と好評。さらに「7つの有効成分がバランスよく入っているのがとても魅力的」と話す。「私も注目しているタマサキツヅラフジアルカロイドが含まれている。毛母細胞の活性や血行促進、抗炎症作用があり、男性女性共に使える良い成分が入っているのでさすがだな、と思いました」と、育毛への有効性を強調した。SHUJI氏は山里さんに「(顔に化粧水を付けるのと同じように)朝晩に是非使ってほしい」と力強く奨めた。

育毛を促進するマッサージを齊藤さんと一緒に行う山里さん

そのほか、マイクロスコープを使用した山里さんの「毛髪診断」や、「薄毛危険度チェックリスト」で該当項目を確認、齊藤さんによる育毛を促すマッサージのレクチャーなどが行われた。随所で、山里さんの旺盛なサービス精神と軽快なトークが繰り広げられ、会場は大いに盛り上がった。

最後に山里さんは育毛ケアについて「あまり意識していなかったけど(今日教えてもらった内容で)難しいことは1つもなかったので、やらなきゃなっていう感じです」と決意を語った。スカルプトニックを生かすケア方法についても「せっかくいいものがあるのに正しい使い方がわからないともったいない。今日は効果を発揮できる方法を教えてもらえてよかったです」と笑顔で締めくくった。

ハリウッド化粧品は、90年前に「毛生え薬」の研究を始め、“育毛”のカテゴリーを開拓。30年代に日本で初めてマスカラを発売し、1980年にはスカルプトニックのベースとなる自然派の育毛剤「聖林」を発売した。日本のビューティーシーンのパイオニアとして、今日まで美しい髪の毛に導く研究と提言を続け、2025年には創業100周年を迎える。

スカルプトニックは、同社の「90年の歴史と研究」を体現する商品として、時代にフィットした新しい育毛ケアを発信する。

(中林桂子)