2024年05月02日

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資生堂、3月1日に「オイデルミン」リニューアル

「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」や全国の百貨店でポップアップイベントを開催している

資生堂のグローバルブランド「SHISEIDO」は3月1日、「オイデルミン エッセンスローション」を発売する。同社が1897年に初めて発売した化粧品である「オイデルミン」に、スキンケアとサステナビリティの両面で革新的な技術を搭載した。現品が145mlで9680円、レフィルが同9130円。

オイデルミンは1897年の発売当時、最先端であった西洋薬学技術を応用し処方された。“資生堂の赤い水”として人気を博し、時代のニーズに合わせて改良を繰り返してきた。誕生から100年を迎えた1997年には、現行の「オイデルミン グローバル」を発売した。

最先端の成分や技術を搭載し、生命感あふれる肌へと導く

スキンケア面では、「ケフィア発酵エキスGL」、「ユズエキスGL」、「4MSK」といった保湿や整肌の成分を配合。「アクティブREDテクノロジー」も搭載し、「美しさを取り戻すための自己回復力」に対応する化粧液として進化させた。

100分の1のサイズの微粒子が素早く浸透し、角層奥深くまで潤いが持続。輝くような透明感と、潤った滑らかな肌へと導く。全ての肌タイプで使用できる。

詰め替え用のリフィルも発売し、プラスチックの廃棄量を削減する

サステナビリティ面では、新規容器技術「LiquiForm(リキフォーム)」を世界で初めて化粧品に採用した。パッケージが本体容器とレフィル容器の2体構造となり、本体容器を繰り返し使用することで、廃棄するプラスチック量を削減できる。

ボトル製造と中味液充填をワンステップで行えるため、原材料調達~生産~使用~廃棄のサプライチェーン全体で二酸化炭素の排出量も削減できる。高いデザイン性を保ちながらも、単一素材設計で薄いため、リサイクル適性にも優れる。

オイデルミンの魅力や世界観に触れることができる

発売を記念し、23日から「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」で、オイデルミンの世界観を体験できるスペシャルイベントを実施している。新世代オイデルミンの魅力のポイントや、126年前に資生堂の化粧品事業開始のきっかけとなった「資生堂オイデルミン」の進化の過程などを紹介する。伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店など、全国の百貨店でも同様のイベントを順次開催する。