2022年07月07日

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三陽商会、「ポール・スチュアート」でジャケットを強化 復調するビジネス需要に対応

同ブランドが得意とするジャケットアイテムを中心に展開する

三陽商会の「ポール・スチュアート」は今秋冬、ジャケットセットアップ、コート、オケージョン向けドレスを拡充する。昨年はコロナ禍の状況を鑑み、ジャケットや高額コートの展開を抑えたが、売上げは好調で、逆にラインナップが不足してしまったという。今秋冬は素材、色、型などのバリエーションを充実させ、売り逃しを防ぐ。売上高ベースでジャケットは前年比136%、コートは同130%、ドレスは同188%を目指す。

秋冬のシーズンテーマは「Back To Business」。コロナ禍に突入して以降は「お出掛け」、「旅行」といったテーマを設定したが、もう一度ビジネスシーンへ立ち戻る。直近でも3月はジャケットの売上げが前年比120%、スプリングコートが同200%、4月もジャケットが同140%となるなど、右肩上がりとなっている。

ジャケットセットアップは、8月に梳毛素材、9月にウールのジャージー素材、10月にレダ社の洗えるウール「アクティブ」シリーズの商品を投入。昨年は、8月からアクティブシリーズを主力に展開していたが、ジャケットへの期待が高かったことから、主力アイテムを”3本柱”にした。最近の傾向として、グリーンやライトブルーなどカラフルな商品が人気なため、カラーバリエーションも充実させる。

アウターは、昨年ヒットした、表にステッチが出ないデザインのダウンジャケットを強化。「ビジネスなどのかしこまったシーンでも着用できるダウンがほしい」という声に応えて開発したもので、着ぶくれしにくいが、シーズンを通して着用できる。昨秋冬は完売するほどの人気だったため、型や色のバリエーションを増やす。主力となるウールコートでは、軽量なアウターのニーズが高いことから、リバーコートを投入。昨年は休止していた16~20万円の高価格帯のコートも販売を再開する。

オケージョン向けのアイテムは、9月に光沢感のあるサテンのブラウスやワンピース、定番のツイードのセットアップを打ち出す。11月には年末年始の需要に向けてジャカードやサテン素材の商材を発売し、2本立てで展開する。