2020年09月28日

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佐世保市指定無形文化財 一四代 平戸窯悦山 展 そごう千葉店

2020/03/16 10:22 am

そごう千葉店は3月17日~23日、一四代 平戸窯悦山 展を開く。2014年に佐世保市指定無形文化財に指定された「平戸窯悦山」の窯主平戸悦山氏の作品を約40点を展示する。

 

「三川内焼」は「平戸焼」ともいわれ、有田焼、波佐見焼に次ぐ古い磁器産地で、約400年の歴史を持ち長崎県佐世保市に窯場を構える。平戸藩御用窯として代々献上陶磁器を作ってきた「平戸窯悦山」の一四代窯主平戸悦山(今村 均氏)の平戸菊花飾細工・捻り細工技術は、継承し発展させた高度な工芸技術として、2014年に佐世保市指定無形文化財に指定された。その作品は透き通るような薄手の白磁の美しさと、人の手が作った独特の温かみが魅力。

 

▲菊飾り 虫かご 495万円

天草陶石の磁土(粘土)を原料に、ヘラや指先を用いて手捻りし造形する三川内焼伝統の捻り細工技術を用い、成形から焼き上げまでの全ての収縮を目算し一体で焼き上げた、超絶技巧の逸品。虫かごの中には、茄子と番いの鈴虫が据えてある。土台と脚は轆轤づくりし、支えの脚はくりぬき、削り仕上げる。手捻り細工によって茄子を作り、番いの鈴虫を作り据える。直径約2ミリの竹ひご状に伸ばした粘土を周囲約70本で丸屋根の柱にした。

▲菊飾り こまつなぎ香炉 13万2000円

独楽つなぎや駒つなぎと云われる幾何学模様の吉祥文様を火屋や三つ足にも続き柄で図案化。平安時代から邪気を払う力があると信じられている菊花を中央に飾った。

 

▲菊尽しボンボン入れ 25万8500円

 

▲白菜蟋蟀香炉 30万8000円

 

一四代 平戸窯悦山(今村 均氏)略歴
1942年 長崎県東彼杵郡折尾瀬村( 現・佐世保市三川内町)生まれ
1961年 陶技術向上のため陶芸家 高鶴夏山に師事 一二代悦山 今村鹿男の指導を受ける
1993年 「菊摘手桶水指」長崎県立美術博物館収蔵
2006年 「lotus」イタリア共和国フィレンツェMuseo di Doccia(ジノリ美術館)収蔵
2014年 「捻り細工技術」佐世保市指定無形文化財 指定
2017年 「一四代平戸悦山 KAKUFUSA展」/大阪 藤田美術館
2019年 天皇陛下御即位を祝する献上品に白磁細工「菊花 虫かご」が選定

 

一五代嗣 今村 ひとみ氏 来場予定
会期中は常駐する。
■来場期間・時間:3月17日(火)~23日(月)午前11時~午後5時、最終日は午後4時まで

略歴
1976年 長崎県佐世保市三川内町生まれ
1995~1998年 有田窯業大学校
1998年 家業に従事、父 一四代平戸窯悦山 窯主 今村 均に師事
2015年 第55回全国推奨観光土産品審査会 舌出三番叟人形 推奨品認定