2024年05月08日

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ベータ・ジャパンの「b8ta」、りそなグループと協業

「b8ta」で来年1月から3カ月間の出品を実施する

ベータ・ジャパンは16日、りそなグループとの協業を開始した。ベータ・ジャパンが運営する体験型ストア「b8ta(ベータ)」に、りそなグループ各社の取引先企業が商品を出品し、店舗で収集した定量・定性データを、りそなグループ各社が取引先企業への経営コンサルティングに生かすというもの。ベータ・ジャパンは新たな企業との連携により、これまでb8taにはなかった商品やサービスの拡充に加え、顧客の体験価値向上を実現させる。

b8taでは、店内の天井に設置されたAIカメラで客の行動を分析。タブレットを活用して「インプレッション(商品の前を通り過ぎた人の数)」「ディスカバリー(商品の前に5秒以上滞在した人の数)」などの定量データを取得する。さらに、店舗スタッフが接客で得た客の“生の声”である定性データも一緒にフィードバックし、出品企業のマーケティングに生かしてもらうというビジネスモデルだ。

b8taはデータを還元し、りそなグループは取引先企業の商品を提供する

今回協業するのは、りそなグループのりそなホールディングス、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループ傘下の関西みらい銀行、みなと銀行。各社は、取引する企業の業務支援を目的に、収集したデータを活用して経営コンサルティングを行う。

りそなグループの取引先企業からは「新たに商品を本格販売する前に市場の反応を確認したい」「既存商品を改善したいが、どうすればいいかわからない」などの声があるという。こうした悩みに、ベータジャパンは“売らない店”のカテゴリーをリードしてきたノウハウと知見でサポートする。

出品期間は、来年1月15日~4月14日の3カ月間で、出品可能な店舗は「b8ta Tokyo – Yurakucyo」「b8ta Koshigaya Laketown」「b8ta Osaka – Hankyu Umeda」の3つとなる。

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