2021年03月07日

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平山郁夫など百貨店で販売した版画作品に贋作疑い

2021/02/08 1:49 pm

美術 

そごう・西武は、過去に販売した美術商材の一部に贋作疑いのある版画作品が含まれていることが判明したと発表した。2020年12月1日、美術業界団体から3作家・10図柄の贋作が市場流通中との情報を入手。同社は全店舗へ3作家の版画作品販売の見合せと3作家・10図柄の過去の取引実績調査を指示した。

そごう・西武での贋作疑いのある版画10図柄の販売は09年~20年にわたって計71点、総額約5500万円にのぼる。うち59点は販売した顧客をすでに特定しており、対象の顧客には作品を預かり、第三者による鑑定委員会に真贋鑑定を依頼。贋作と判明した場合には、販売した価格での引き取りを提案している。

神奈川県の百貨店さいか屋でも同様の対応をしており、その余波は全国に広がりそうだ。贋作疑いのある作品は以下の10作品。

版画

画家名「作品名」(真作版画の制作年)

平山郁夫

「流沙朝陽」(1987年)
「月光ブルーモスク イスタンブール」(2004年)

東山魁夷

「風吹く浜」(1992年)
「草⻘む」(1993年)
「秋映」(1998年)

片岡球子

「桜咲く富士」(1972年)
「『冬』版画集『富士四題』より」(1975年)
「富士」(1981年)
「うららかな富士」(1986年)
「河口湖の赤富士」(1989年)