2026年03月03日

パスワード

プチバトー、26年春夏は“動く自由”を再解釈 ワンピースやパジャマを拡充

マリンボーダーのトップスなど、マリン要素も取り入れた

仏子供服メーカーのプチバトーは、2026年春夏コレクションを発表した。テーマは「FREEDOM TO MOVE!(動くことの自由)」。1918年に現在のショーツの原型となるアンダーウエアを生み出した同社の原点に立ち返り、あらゆる世代の“日常の動き”に寄り添うワードローブを打ち出す。

2024年からクリエイティブディレクターを務めるリディ・ド・ボープレ氏のもと、ブランドの革新性と歴史を再解釈した。遊び、学び、転び、立ち上がるという子供の成長過程にある身体の動きを肯定しつつ、大人の日常にも通じる軽快さと快適性を追求した。

デザイン面では、レッド、ブルー、ホワイトの定番カラーを中心に、モダンなポルカドットや刺繍入りワンピース、スウェットカーディガンなどを展開する。オーバーサイズのリバティ風プリントや真紅のハイウエストデニムなど、遊び心と実用性を両立させたアイテムも揃える。

スポーツやマリンの要素も取り入れた。バドミントンのシャトルコックをモチーフにしたスウェットや、マリンルックに着想を得たワンピース、マリンボーダーのトップスなど、ブランドのアイコンを現代的にアップデートしている。ブランドアイコンのヨットパーカは、誕生以来最大級のリデザインを施した。

ナイトウエアが70周年、キャンディカラーのストライプ柄が登場

夏らしい軽快さのある服を投入する

今季、MD面で特に強化するのが女児ワンピースだ。デイリーなフライス編み、ポプリン、イギリス刺繍、新素材のシャンブレーなど素材のバリエーションを拡充した。男児は主力のTシャツに加え、シャツやカジュアルジャケットと同色パンツのセットアップを訴求。モダンでスタイリッシュな着こなしを提案する。

今年で誕生70周年を迎えるナイトウエアは、アイコニックなピンストライプ柄をキャンディカラーで展開。大人向けサイズも用意し、家族全員で着用できるラインナップにした。ハートやパリモチーフ、果物、動物、車などのプリント柄も登場する。

「ファミリーブランド」として大人向けアイテムを強化

大人向け商品も多く展開しており、中でもTシャツは売上げ上位に入っている

プチバトーは、2021~25年の4年連続で既存店売上高が前年を超えるなど、堅調な成長が続いている。夏はTシャツ、パジャマ、ベビーロンパース、ワンピースの人気が高く、秋冬はスウェットやアウターが加わる。中でも大人の白のクルーネック半袖Tシャツは、素材の良さと耐久性から支持を集め、毎年売上げ点数でトップを維持している。

日本で少子高齢化が進む中、同社は「ファミリーのためのブランド」であることを前面に打ち出し、大人向けカテゴリーを強化している。日本限定の大人向けTシャツの発売や、ファミリーコンセプトのコラボ企画を展開し、将来的に親になる可能性のある層に対する認知度の向上も目指す。