「クレ・ド・ポー ボーテ」、スキンケア商品を発売
乾燥などの環境ダメージ要因から肌を守り、いきいきとした輝きを保つ
資生堂は7月21日、「クレ・ド・ポー ボーテ」のスキンケアライン「キーラディアンスケア」から、化粧水、乳液、クリームを発売する。独自の発酵美容成分「プレシャス米麴発酵エキス」や、角層への浸透を促す独自技術「ニュートロハイドロティックテクノロジー」、肌表面に潤いを閉じ込めるバリアの膜を形成する「フォーミュレーション技術」など、様々な研究の成果が結集している。
キーラディアンスケアは、①美容液②ローション③モイスチャライザー(乳液またはクリーム)――の3ステップで構成されるスキンケアライン。洗顔後、最初に使用する美容液は「ル・セラム」で、昨年7月にリニューアルしている。今回発売するのはローションとモイスチャライザーで、これらも従来品を改良したリニューアル品となる。
発酵エキスを角層深部に閉じ込める化粧水
化粧水「ローションエサンシエル」(本体1万4300円、レフィル1万3200円)は、モイストタイプの「A」とクリアタイプの「C」の2種類。天然保湿因子の構成物質であるアミノ酸に着目して開発した「プレシャス米麹発酵エキス」が配合されている。
米麹は肌にとって重要なアミノ酸を豊富に含んでおり、使用するコメと麹菌によって生成される成分が異なる。同社は麹菌メーカーと協働し、1万種類にも及ぶ麹菌と4種類のコメの中から、アミノ酸を多く含むことのできる最適な組み合わせを追求。150年以上前から米麹をつくり続けてきた酒造メーカーと組み、高品質な麹菌を安定的に製造する方法も開発した。
独自技術「ニュートロハイドロティックテクノロジー」も搭載している。角層と成分の性質(親水性、疎水性)に着目した技術で、効果的に角層への浸透を促し、潤いを高める。肌表面のキメを均一に整え、若々しい輝きと弾むような感触をもたらす。
昼と夜のリズムに着目し、肌を守る乳液・クリーム
乳液は日中用の「プロテクトゥリス(ジュール)」(本体1万5400円、レフィル1万4300円)と夜用の「アンタンシヴ(ニュイ)」(本体1万7600円、レフィル)を、クリームは昼用の「プロテクトゥリスR(ジュール)」(本体1万6500円、レフィル1万4850円)と夜用の「アンタンシヴR(ニュイ)」(本体1万9250円、レフィル1万7600円)を揃える。
これらの商品に関しては、日中と夜の肌のメカニズムに着目した研究アプローチを行った。日中用には独自技術「デイリズムファインチューンテクノロジー」、夜用には「ナイトリズムファインチューンテクノロジー」を搭載し、日中と夜で変化する肌を潤いでサポートし、ハリと弾力を維持する。
乳液には、肌の上で広げると潤いを閉じ込めるバリアの膜を形成するフォーミュレーション技術を採用。角層の深部まで潤いを行き渡らせて保持する。クリームは半固形オイルや粘性オイル、固形オイルなどを配合し、それぞれの時間に適した使用感で贅沢な潤いを届ける。