2026年07月13日

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<ストレポ4月号掲載>26年春夏の百貨店改装前線

百貨店では春夏の改装シーズンを迎えている。各社各様のビジョンに基づく「百貨店価値の再創造」と「令和の新しい百貨店モデルの構築」に向けた改装・MD再編が継続中だ。ここ数年の改装で強化・拡大してきた領域は「ラグジュアリー(特選・時計・宝飾)」、「ビューティー(美と健康)」、「フード(食・飲食)」、次世代富裕層の関心が高い「アート・カルチャー」の4領域。対照的に衣料品領域の売場面積の縮小傾向が続いており、各店各様にMDバランスの修正が進んでいる。大型専門店の導入に伴うテナント化、あるいはショッピングセンター化も進展している。


※この記事は、月刊ストアーズレポート2026年4月号掲載の特集「26年春夏の百貨店改装前線」(全10ページ)の一部を抜粋・編集して紹介します。購読される方は、こちらからご注文ください。(その他4月号の内容はこちらからご確認いただけます)


ラグジュアリー、美と健康、アート、デパ地下を拡充

26年も百貨店が改装で強化・拡大している領域は、「ラグジュアリー(特選・時計・宝飾)、ビューティー(美と健康)、フード(食・飲食)」と、30代、40代の富裕層の関心が高まっている「アート・カルチャー」を加えた4領域である。加えて高質・高感度なファッション領域の再強化も活発化してきている。都市型百貨店では、この潮流が顕著で、国内外の顧客を対象にした「非日常のハレ」需要の強化に余念がない。

ラグジュアリーの強化は、東京や大阪の基幹百貨店をはじめ都市部の百貨店で「地域売上高1番店」あるいは「2番店」を中心に、新規導入並びに既存店の増床・改装が活発化している。ラグジュアリーブランドゾーンの売場面積は着実に広がってきており、しかもブランドの世界観を存分に表現していくため「旗艦店化」が潮流と化している。

またここ1、2年は「デパ地下」の改装も活発化しており、この春夏も継続している。都市型百貨店では、特選や時計・宝飾、化粧品、高感度ファッションなど投資を優先した強化領域の改装・拡大によって、次世代富裕層、20~30代の若年層、インバウンド顧客など新しい顧客層が増えてきた。こうした顧客層の食ニーズを満たすために「デパ地下」も進化していかなければならない。地方都市・郊外立地の百貨店にとっても「デパ地下」は幅広い客層の集客装置となり、足元商圏を深耕できる。

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