2026年10月05日

パスワード

購読会員記事

京急百貨店とウィング上大岡、開店30周年で活況

10月1日に開店30周年を迎えた京急百貨店

京急百貨店とウィング上大岡は1日、開店30周年を迎えた。当日は「アニバーサリープレゼント」として、1500円以上の買上げで先着1000人に京浜急行電鉄のマスコットキャラクター「けいきゅん」をデザインした横濱文明堂の「三笠山」をプレゼント。午後0時50分頃には1000人に達した。先行して9月24日に販売を開始した開店30周年記念の独自品や限定品も完売が相次ぐ。ウィング上大岡の2階、ガーデンコートにはメッセージカードを吊るして木に花を咲かせるオブジェを設けたが、10月1日時点で“満開”となっており、客の京急百貨店とウィング上大岡に対する愛情の表れだ。“30歳”の節目を迎えた京急百貨店とウィング上大岡が活況だ。

京急百貨店、ショッピングセンターのウィング上大岡は、共に1996年10月1日にオープン。4月から開店30周年記念企画を展開してきたが、9月10日に第4弾が始まった。

まず「みんなで咲かせる上大岡 花咲く手紙の森~私からあなたへ未来のメッセージ~」と題し、大田区京浜島工場にアトリエを構える京急沿線のフローリストユニット「dodotokyo」が「上大岡の街の未来」をイメージしたオブジェを制作。ウィング上大岡のガーデンコートに配し、客がメッセージカードを吊るせるようにした。客の反応は想定以上で、京急百貨店の社員が何度もメッセージカードを補充したという。メッセージカードは10月11日まで受け付ける。

メッセージカードに記入し、吊り下げる客が後を絶たない

同じく9月10日~10月12日には「黄金町バザール+上大岡バザール 2026 交差する私たち-アートでつながるまち-」を開催。横浜市中区の初音町、黄金町、日ノ出町を中心に、アートによる“まちづくり”を進めるNPO法人黄金町エリアマネジメントセンターが手掛けるイベント「黄金町バザール」に、昨年に引き続き参画した。京急百貨店やウィング上大岡でアートに触れられる。

9月24日~10月7日は「ありがとう弁当」と「ありがとうカップスイーツ」を用意。ありがとう弁当は1000円で、惣菜売場の「四陸」「茅ヶ崎 えぼし」「千代田鮨」「京鳥」「尾島商店」「崎陽軒」「eashion」「まい泉」「さかなや弁当 中島水産」「まつおか」「とんかつ和幸」「ITO」「天ぷら つな八」「RF1・神戸コロッケ・日本のさらだ いとはん」「鶏三和」が、各日数量限定で販売する。

1000円と割安な「ありがとう弁当」

ありがとうカップスイーツは菓子売場の「パティスリー ストラスブール」「新宿高野」「ブールミッシュ」「ガトー・ド・ボワイヤージュ」「ラ・マーレ・ド・チャヤ」「馬車道十番館」「浅草 梅園」「横濱しげた」「ダロワイヨ」が、各日数量限定で提供する。

同時期には、開店30周年記念ならではの独自品や限定品も投入。9月30日に発売した、けいきゅんを施した「けいきゅん スマホ拭き タオルハンカチ」(1100円、限定300点)は即日、25日に登場した京急沿線の見所や街歩きスポットなどをイラストで表現した「京急線マップハンカチ」(1100円、限定300点)も3日間で、それぞれ完売した。

完売した「京急線マップハンカチ」

そのほか、割安で購入できる「お楽しみ袋」や「大還元セール」、ポイントアップ、クーポンなども盛り込み、開店30周年を演出した。

客に対してだけでなく、1日のオープン前には島田良亮社長が店内放送で従業員にメッセージを発信。社員や取引先が派遣する販売員らに感謝を述べるとともに、「私自身も30年前の今日、食品売場のマネージャーとして開店の日を迎えた。当時から今に至るまで私達が掲げているのが『生活者本位制百貨店』という考え方だ。私達を取り巻く環境は大きく変わったが、お客様の声に耳を傾け、生活者の立場に立って店を考えるという思いは、今も変わっていない。今日は30年間の感謝を、あらためてお客様に伝える一日にしよう。一人一人のお客様に感謝の気持ちを込めて、お迎えしてほしい」と伝えた。

(野間智朗)