2026年04月17日

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東武百貨店の「47都道府県にっぽんのグルメショー」が大人気催事に成長したワケ

催事場は多くの人で賑わっていた(4月13日撮影)

東武百貨店池袋本店で開催される催事「47都道府県にっぽんのグルメショー」が盛況だ。2023年春のスタート後、回を追うごとに売上げが伸び、展開規模も拡大。今年4月2~13日に行った第9回は過去最長の12日間開催で、出店店舗数は過去最多の149店舗に達した。人気催事へと成長した背景には何があるのか。

販売促進部催事企画課の萩原彬係長

同催事を担当する販売促進部催事企画課の萩谷彬係長

47都道府県にっぽんのグルメショーは、オリジナル催事として23年春に第1回を開催。同催事の始まりは、きっかけは顧客の声にある。「全国のさまざまな地域の食をもっと知りたい」という要望を受け、約410坪という広い催事場を生かし、47都道府県すべてから出店者を集める企画が実現した。

初回は6日間開催、60店舗のスモールスタートだったが、認知の広がりとともに規模を拡大。売上高も伸長し、昨年秋に開催した第8回は初回比で75%増となるなど、着実に成長を続けている。

定番だけに頼らないラインナップで、驚きや発見を提供

第9回では、初の試みとして47都道府県の酒を飲めるコーナーを設けた

人気を支える要因の1つが、顧客接点の広さだ。「例えば特定の地域の催事であれば来場者は限られるが、47都道府県が揃えば対象は広がる。出身地に加え、旅行先で味わったグルメを懐かしみながら買い回るお客様も多い」と、同催事を担当する販売促進部催事企画課の萩谷彬係長は話す。

地域の“再発見”を促す商品構成も特徴だ。定番商品にとどまらず、現地でもあまり知られていない食べ方や新しいアレンジ商品を取り入れることで、「こんなものもあるのか」という驚きや発見を提供している。

マンネリ化を防ぐための新たな試みも積極的に導入している。第9回では初めて、47都道府県の酒を楽しめる立ち飲みコーナーを設置。会期中に出店店舗の一部を入れ替える構成とし、リピーターでも飽きずに楽しめる仕掛けを強化した。

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