2026年03月23日

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<ストレポ2月号掲載>百貨店だからこそ プレミアム市場の創造

単に高額品を取り扱うだけでなく、館の滞在価値も問われている(画像はイメージ)

超富裕層、富裕層、準富裕層、アッパーマス層の世帯数並びに純金融総資産額が増加傾向にある。釈迦に説法だろうが、富裕層の消費ニーズは多様化しており、百貨店がここ数年の改装で強化・拡大しているラグジュアリーブランド、高級時計、宝飾品、アートとった高付加価値商材だけに限らない。様々なプレミアムマーケットで、百貨店ならではの高質・高感度な体験価値の提供が問われている。


※この記事は、月刊ストアーズレポート2026年2月号掲載の特集「百貨店だからこそ プレミアム市場の創造」(全19ページ)の一部を抜粋・編集して紹介します。購読される方は、こちらからご注文ください。(その他2月号の内容はこちらからご確認いただけます)


特選、美、アート領域の拡大続くも、「ならではの高質・高感度MD」カギ

大都市の百貨店が改装で強化・拡大している領域は、「ラグジュアリー(特選・時計・宝飾)、ビューティー(美と健康)、フード(食・飲食)」と、30代、40代の富裕層の関心が高まっている「アート・カルチャー」を加えた4領域である。加えて高質・高感度なファッション領域の再強化も活発化してきている。百貨店が培ってきた本来の「強み」を発揮できる領域であり、対象顧客の関心が高いこだわり消費に対応できる領域である。

都市型の基幹百貨店では、改装を機にラグジュアリーブランド、時計・宝飾、アートの拡大もさることながら、ファッション、リビング、フードといった百貨店本来の強みを発揮できるMDで、「高質・高感度化」が進んでいる。

むしろ昨今の株価など資産価値向上に伴い増加傾向の準富裕層やアッパーマス層を意識した「高質・高感度MD」こそ、各々の百貨店の特徴を具現化でき、各店各様のモノ・コト・サービスの体験価値を提供できる。「非日常空間」や「あこがれ消費」を提供してきた百貨店本来の存在価値であろう。

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