2024年05月24日

パスワード

昭和西川、より良い睡眠を伝える女流棋士のトークイベント

日本将棋連盟のこぼれ話なども明かされ、集まった観客も満足の1時間となった

昭和西川は3月30日、京王百貨店新宿店で「日本将棋連盟×昭和西川『将棋×睡眠』トークイベント ~眠りからうまれる集中力~」を開催した。同店の開店60周年を祝う記念イベントとして、昭和西川と京王百貨店の両者で企画したもの。6階寝具売場の特設会場で、室谷由紀女流三段と山口恵梨子女流三段が、睡眠へのこだわりやリラックス方法、将棋の魅力などを語った。観客との詰将棋や、直筆サイン入りの品がもらえるクイズも行われ、盛り上がりを見せた。

昭和西川は「日本の伝統文化の継承に寄与したい」と、2018年に日本将棋連盟と業務提携。棋士の「良質な睡眠」と「健康」をサポートしてきた。体圧を分散し理想的な寝姿勢を叶える同社の主力商材「MuAtsu(ムアツ)」を使用した、対局用座布団も開発。長時間に及ぶ対局から日々のコンディショニングまで、全面的なバックアップを現在も続けている。

棋士が出演するトークショーはこれまでも各地の百貨店などで行い、将棋ファンにも睡眠の重要性を伝えてきた。京王百貨店での開催は18年に続いて2回目。昭和西川マーケティング部課長代理の細江百合子氏は「京王百貨店の60周年記念として何かできないかと双方で検討し、トークイベントの開催が決まった」と経緯を語る。新型コロナウイルスの流行で、しばらく人を集めることができなかったことにも触れ、同店での復活開催に喜びを表す。

当日ゲストとして登場した室谷由紀女流三段(左)と、山口恵梨子女流三段(右)。山口さんの飼う犬もムアツの布団で寝ているという

トークイベントは午前と午後の2回、6階のエスカレーター前に設けられた会場で開かれた。各回20人の観客席は早々に埋まり、立ち見客も出る盛況ぶり。ステージに登場した人気女流棋士、室谷さんと山口さんは、過去にも昭和西川主催のイベントに多数出演している。当日も「司会なしでOK」というトーク巧者ぶりで会場を沸かせた。

2人が座る椅子には、背当てがセパレートできるL字型クッション「ムアツクッションLシェイプ」が敷かれ、室谷さんは「使い心地が良くて、家でも使って対局にも持っていっている」と言及。チャックで座布団と背もたれに分けられる仕様も便利で、飛行機での移動時に使ったり隣の席の人に勧めたりと、愛用ぶりを語る。2人は共に、約8年前からムアツの商品を使用しているそう。マットレス、枕、クッション、特注でつくられた対局用座布団と、様々なムアツ商品で日々の体の疲れを取り、仕事時の負担軽減にも役立てている。山口さんは枕について「通気性が良く、汗をかいてもびっしょりしない」と使用感を口にする。

次いでリラックス方法やストレス解消法について、室谷さんは「とにかく寝る。寝るの大好き」と即答。時間も12時間位寝られるとした。それを受け「良い寝具でないと12時間も寝られないと思う」と山口さんが返す。室谷さんはうなずきながら「(普通は)体が痛くなってしまうけれど、(ムアツ商品の使用で)それがなくなったのが大きい」と変化に触れ、元々あった腰痛も症状が軽減した。山口さんはサウナ通いがストレス解消につながっており、「(サウナ後に)ムアツの布団に入ると3秒で寝られる。ムアツを使う前は不眠気味だったけれど、使い始めて、サウナに行くようになって、最高に眠れるようになった」と、充実した様子。

将棋会館には、昭和西川が製作した対局時に使える「ムアツ座布団」が導入されている。これに話が及ぶと「2枚仕立てのタイプが人気で棋士達で取り合いになっている」(山口さん)。2人は「自宅で使用しているのが、対局中の安心感につながっている」と実感する。

イベントでは、そのほかにも様々なトークが繰り広げられた。室谷さんは、入部している日本将棋連盟のフットサル部の話を披露。室谷さんによれば「プレイスタイルはそれぞれの棋士の棋風(将棋などのボードゲームにおける着手の特徴)通り」だという。一緒にプレイする棋士について実名を挙げながら「とある先生はゴール前でがっちり守るタイプ、とある先生は他選手に指図するタイプ、とある先生は中盤より少し前で軽くボールをさばくタイプ」と説明した。「名人の先生を突き飛ばしたこともある」(室谷さん)とアクティブな一面に、会場は笑いに包まれた。

イベント内で行われた詰将棋。大盤で2人が考えた問題を見せる

イベント後半には大盤を使用した詰将棋を実施。初めは観客に配慮し、先手が1手指すだけで「詰み」となる「1手詰め」を問題とした。しかし大方の人が解答できたことから、難易度を上げて「3手詰め」の問題を展開。これにも答えられる人が登場し、拍手が上がった。

詰将棋の後には、日本将棋連盟が提供した名人就位式記念扇子が当たるじゃんけんクイズも行われた。山口さんは直筆サイン入りの扇子を用意し、室谷さんは「夢」と書いた色紙を準備して「ムアツの布団で良い夢をみてください」と言葉を添えた。じゃんけんに勝ち、山口さんのサイン入り扇子を手にした女性は「とても楽しかった」と満足げな表情。聞けば、普段から将棋が好きで、今回のイベントも日本将棋連盟のサイトで知り足を運んだという。

「MuAtsu」の商品は、凹凸フォーム構造と高い弾力性に加え、通気性の良さと抗菌加工により、快適な睡眠を実現

トークイベント終了後は、同階にある昭和西川の売場に皆で移動。山口さんと室谷さん、販売員の説明を聞きながら、寝具を試す人達で店内は賑わった。購入した人には、商品に2人のサインを書いてもらえるスペシャルなサービスも提供された。昭和西川の細江氏は「こうしたイベントへの参加が、寝具への興味につながるきっかけにもなる」と期待を口にする。

昭和西川と日本将棋連盟のタッグは今年で6年目となる。今後も献身的なサポート、魅力あるイベント開催を通じて、より良い睡眠を伝えるとともに新客獲得にもつなげる。

(中林桂子)