資生堂、パッケージデザインの世界的コンペで「肌グミ」と「美の玉」が受賞

2026/10/23 4:07 pm

資生堂は、国際的なパッケージデザインコンペティション「PENTAWARDS 2026」で2作品が受賞したと発表した。グミ状の洗顔料「肌グミ」がBODY、HEALTH &BEAUTY部門のシルバー賞に、藻類由来のスキンケア化粧品の試作品「美の玉」がPROFESSIONAL CONCEPTS部門のブロンズ賞に輝いた。同コンペティションはベルギーで設立され、今回は世界66の国と地域から2000以上の応募があった。

「PENTAWARDS」は、パッケージデザインにおける優秀な才能を認定することに特化した世界初のコンペティション。これまで世界95以上の国と地域から3万6000を超す作品がエントリーされている。審査員は「コカ・コーラ」や「シャオミ」、「レゴ」などの専門家を含む50人以上で構成されている。

受賞作品のグミ状洗顔料「肌グミ」は、「朝の洗顔は面倒」という生活者の声に着目し、洗顔のルーティンを義務ではなく「能動的にしたくなる楽しみ」へと変えるために生まれた。美容液発想の処方による新感覚のテクスチャーが最大の魅力で、まるでグミのような心地よい感触で肌を包み込み、触れる楽しさや使う喜びを提供する。パッケージは、洗面空間に自然と溶け込むインテリアのような存在感を持つ。

BODY、HEALTH &BEAUTY部門のシルバー賞を受賞した「肌グミ」

もう1つの受賞作品の「美の玉」は、藻類が持つ生命力や美しさ、循環の価値を、形状・色・質感を通して可視化。25年の「大阪・関西万博」日本館で展示された。外装の金属パーツは金属作家が1点ずつ手作業で曲げ加工を施し、工業生産だけでは生み出せない柔らかく洗練された曲線を実現。内部には再生樹脂を使用し、素材選定からも持続可能な循環型の思想を反映している。化粧品パッケージを単なる機能的な容器だけではなく、自然と人との新しい関係を象徴的に表現する存在として捉えた。

資生堂は、「ひととの繋がりの中で新しい美を探求・創造・共有し、一人ひとりの人生を豊かにする」という2030年ビジョンと、「一瞬も 一生も 美しく」というスローガンのもと、今後も独自の価値創造・価値伝達力を高め、新しい美の探求を続けていくという。

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