にんべん、個食用めんつゆで「黒酢」と「梅しそ」発売 さっぱり味で猛暑対策に
2026/02/16 12:05 pm
にんべんは3月1日、個食用めんつゆシリーズから、新フレーバーの「黒酢玉ねぎ」「梅しそかつお」を発売する。長引く夏の暑さに向け、さっぱりとした酸味のある味わいを打ち出す。容量は50g×3袋で、価格は226円。
同社の調査によると、個食用めんつゆ市場は、1人前使い切りニーズの高まりなどから、2020年以降拡大基調を維持している。25年上期(3~8月)に関しては、全国、首都圏ともに前年を上回った。さらに、25年上期の売上げを24年同期と比べると、さっぱり系フレーバーの売上げ構成比が4ポイント上昇している。
にんべんは昨年3月に、個食用めんつゆシリーズの第1弾として「一味唐辛子めんつゆ」「柚子こしょうめんつゆ」を発売した。東京・日本橋発、かつお節専門店、和素材といった同社ならではの独自性が後押しし、全国的に売れ行きは好調だ。そこで、さらなるラインナップの拡充として、新フレーバーを企画した。
「だし」と相性の良い国産の和素材を採用
今回のキーワードは「酸味」で、「さっぱりした酸味で食欲を喚起しつつ、かつお節だしの旨味で満足感を高める」をコンセプトとしている。黒酢玉ねぎめんつゆは、国産玄米を100%使用した国内製造の黒酢と、国産玉ねぎを使用。梅しそかつおめんつゆは、上品な酸味の紀州産南高梅と国産赤しそを採用した。
競合との差別点としては、①1食ごとに、専門店品質のだしの香りと味を楽しめる「味わいの価値」②忙しい日でも無駄なく使え、気分に合わせてフレーバーを選択できる「生活価値」③だしや和の素材の魅力を日々の食卓で体験できる「文化的な価値」――の3つがある。
販促施策は2軸を予定しており、1つは「暑い夏に火を使いたくない」というニーズに応える、電子レンジで調理ができる「お手軽レンチンレシピ」。もう1つは、そうめんのつけ汁としての使用の訴求だ。基本はうどん用だが、夏はそうめんの売上げが著しく高まることから、「鰹節専門店のやみつき和麵」と称して、そうめんのアレンジメニューの訴求も強化する。
消費トレンドの調査では、5~6月は夏バテ対策になるさっぱりしたもの、6~7月は辛い料理への関心が高まるという。そのため5~6月は黒酢玉ねぎと梅しそかつお、7~8月は柚子こしょうと一味唐辛子を前面に出すという、2段階の売場構成を計画する。
(都築いづみ)