アデランス、光触媒を用いた衛生事業に参入

2020/10/07 3:02 pm

タグ: アデランス 

アデランスとそのグループ会社パルメッセは光触媒技術を用いた衛生事業を9月から始めた。新ブランドを立ち上げ、理美容室をはじめエステサロン、飲食店、病院等への衛生サービスを展開する。またアデランス店舗や公式通販サイトなどで光触媒コーティングスプレーを販売する。

新ブランド名は「Hikarium(ヒカリウム)」。光触媒の「Hikari(光)」とラテン語の「arium」という言葉を融合し「光に関するもの、光のための場所」という意味を持たせた。アデランスの光触媒技術を世界へ発信する。光触媒とは酸化チタンが持つ光触媒反応を応用した技術でそれ自身は変化せず、光を受けることで反応を促進するもの。光触媒を吹き付けた箇所に太陽光や室内灯などの光が当たると、その表面で化学反応を起こし、有機物などを分解するとされている。室内壁面などに光触媒コーティングを施すことで、光触媒自体に付着する菌やウイルスの増殖を抑制、悪臭を緩和できる。

アデランスサロン内に光触媒コーティングを施している様子

展開するサービス・商品は主に二つに大別され、一つ目が事業者向けのもの。サービス名は「Hikarium Air iShelter」で、理美容室、病院、介護施設などに光触媒コーティングを施す。サービスの開始に先立ち、衛生管理体制強化のためアデランス、レディスアデランスの全店舗室内に光触媒コーティング加工を施した。

Hikarium Air iProtector

二つ目は光触媒コーティングスプレー「Hikarium Air iProtector(ヒカリウム エア アイプロテクター)」。スプレーをした部分が太陽光や室内光を受けると、菌やウイルスの増殖を抑制、悪臭を緩和する。カーテン、ソファー、クッション、タオルといった布製品や台所周り、洗面、トイレなど様々な場所に使える。1本300ml入りで価格は3600円。

アデランスグループでは、昨今の衛生管理に対する意識の高まりを受け、塩化ベンザルコニウムを配合した手指用消毒ジェル「RiBiJo」やアメリカ食品医薬品局認証や欧州連合加盟国基準適合マークを取得したフェイスシールド「ADフェイスシェルター」を発売するなど、衛生事業を強化してきた。

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