体験型ストア「ベータ」が日本進出、新宿マルイ・有楽町にオープン

2020/08/04 5:06 pm

タグ: ベータ 

ベータジャパンは1日、「体験を提供する店」として展開する「b8ta(ベータ)」の日本初となる2店舗を、新宿マルイ本館1館と有楽町電気ビル1階に開業した。店舗内の区画を様々な企業に定額で貸し出す。出品企業へ手軽な出店とリアルでのプロモーション機会を提供し、消費者との新たな接点を構築する。

売場面積は新宿店が約122㎡で、有楽町店が約256㎡。出品料金は約40センチ×60センチの1区画につき月額30万円がかかる。商品のほか、商品について説明するデータが入ったタブレット端末も必ず置くのが特徴で、店頭にはベータジャパンのスタッフが5~6名ほど立つが、客は自分で商品を試したり、タブレット端末を通じて商品について知ることができる。

商品の横には商品データが入ったタブレットが置かれる

店内に設置されたカメラと商品横のタブレットからマーケティングデータを収集しており、出品企業はそのデータを取得できる。データは消費者のデモグラフィックデータ、商品の前に一定時間立ち止まっていた人の数や各商品との接触時間といった定量データから、店頭スタッフのコメントなどの定性データまで多岐に亘る。

出品企業は借りたスペース内であれば装飾が可能だが、「エクスペリエンスルーム」という半個室の区画はさらに壁面装飾や什器の設置などができ、よりブランドの世界観を演出できる。新宿店には1つ、有楽町店には3つあるが、有楽町店のうち1つはイベントスペースとして、出品企業とのコラボイベントなどの開催を予定する。

「エクスペリエンスルーム」では世界観の演出がしやすい

出品企業はネット販路を主とする商品を、客との接点や認知度の拡大を狙って置くことが多いという。また、商品は企業が決めた価格で売ることができ、スペース内の装飾も自身でできるので、ブランドイメージをコントロールしやすいという利点もある。

ベータ社は2015年に米国サンフランシスコで創業し、「サービスとしての小売(RaaS:リテール・アズ・ア・サービス)」と呼ばれるソリューションを提供する。今回の新店舗を含め、現在世界で26の実店舗を運営しており、年間300万人以上の来店客が訪れている。

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