キリンビール、「一番搾り」刷新 酒税改正を機にさらなる攻勢へ
2026/10/07 2:32 pm
キリンビールは、10月からの酒税改正を機に、主力商品「キリン一番搾り生ビール」を拡販する。商品の味とパッケージをリニューアルし、8月から順次切り替えを進めているほか、今月から新テレビCMの放映も開始した。東京・虎ノ門で開いた発表会には、CMに出演する堤真一さん、有村架純さん、賀来賢人さん、小芝風花さんが登場した。
キリンビールは、酒税改正をビールの魅力を改めて伝える機会と位置付ける。同社の調査では、「今後ビールを飲む機会が増えそう」と答えた人が、2025年の16%から26年には30%に増加した。今村恵三執行役員マーケティング部長は、「ビールの飲用意向が高まっている」と述べ、市場の活性化につなげたい意向を示した。
今回のリニューアルでは、麦芽100%と独自の「一番搾り製法」による満足感を維持しながら、ホップの配合や糖化法を見直した。麦本来のうまみをよりスムーズに感じられる、飲みやすく飽きない味わいを実現している。パッケージは全体の余白感を高め、一番搾りならではの澄んだしずくの印象をブラッシュアップした。
商品刷新に加え、地域の生産者を支援する活動「一番搾りACTION」や新たなプロモーションなども展開し、ブランドの価値を高めていく。26年の年間販売目標は当初計画から15万ケース引き上げ、2425万ケースとする。
新CMでは、4人が新しい「一番搾り」を待ちきれない様子を表情や動きで表現。有村さんは今回がビールCM初出演で、「一番搾りは冷蔵庫によく入っていたビール」と笑顔を見せた。CM映像へのアテレコ挑戦、新商品での乾杯なども行い、それぞれ新しい味わいへの期待を語った。