三陽商会、新社長に社外取締役の平林義規氏 大江社長は会長に就任

2026/04/14 9:06 pm

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三陽商会は14日、5月28日付で社外取締役の平林義規氏が社長に就任する人事を発表した。大江伸治社長は代表権のある会長に就く。新体制は会長と社長による「ツートップ体制」とし、ガバナンスと業務執行の両面で体制強化を図る。

大江社長は2020年5月の社長就任から6年が経過し、年齢面も踏まえた上で、指名報酬委員会で後継者計画を検討してきたという。足元で業績が伸び悩む中、この体制により業績の立て直しと成長軌道への回帰を目指す。

新体制や自身の6年間について語る大江社長

平林氏は三井物産出身で、25年5月に三陽商会の社外取締役に就任した。同じく三井物産出身の大江社長は「(三井物産時代に)直接の関りはなかったが、優秀な人だと噂に聞いていた。豊富な業務経験と高い識見を備えた人材だと私も考える」と評価し、「自分よりも若く、新しい発想で経営や業務執行を刷新してほしい」と期待を述べた。

大江社長は自身の6年間を振り返り、「コロナ禍での構造改革により、3年目に黒字化を達成し、収益基盤の強化に一定の成果があった。成功体験を社員全員で共有できたのも大きい」と総括した。一方、後半では成長戦略の実行が課題として残ったとも語った。

平林義規(ひらばやし・よしき)氏略歴

1963年2月1日生まれ、63歳。

1986年4月三井物産入社

2008年7月三井物産モスクワ有限会社副社長

2012年10月三井物産コンシューマーサービス事業本部サービス事業部長

2017年4月同社執行役員流通事業本部長

2021年4月同社常務執行役員人事総務部長

2025年4月同社顧問

2025年5月三陽商会社外取締役

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