メリーチョコレートカムパニー、 松戸工場の増築完成 竣工式で田山俊也新社長を発表
2026/04/01 5:43 pm
メリーチョコレートカムパニーは、3月31日、松戸工場の増築工事の竣工式を行った。昨年が創業75周年だった同社にとって松戸工場の増築は、100周年を見据えた生産面の足固めの重要なプロジェクトと位置付けて進めてきた。東京・大田区の本社に隣接する大森工場の機能が移設されることになり、生産拠点は既存の船橋工場との2拠点体制で、品質並びに生産性の向上に取り組んでいく。竣工式では、同プロジェクトの陣頭指揮を執ってきた小屋松儀晃社長が同日付で退任し、4月1日より田山俊也副社長が新社長に就任するトップ人事を発表した。
工場内部の様子
松戸工場(千葉県松戸市稔台6‐6‐1)は2015年9月より稼働しており、昨年春より増築工事に着手してきた。増築棟の建築面積は約1010㎡で、地上5階建て。延床面積は約4891㎡。既存棟と合わせた延床面積は約1万7270㎡に広がる。
増築棟の構成は、1階が半製品と商品保管フロア、2階が製造フロア(デザート、ガナッシュチョコレート)、3階と4階が仕上げフロア、5階が製造フロア(生チョコレート)。
増築工事の完成を機に、次の世代にバトンを託す
あいさつを述べる小屋松儀晃氏
竣工式は、松戸市長や市議会議員など地元の関係者をはじめ、増築棟工事の関係者、取引先などを招いて開催された。挨拶に立った小屋松社長(4月1日より顧問)は、「2025年に創業75周年を迎え、四半世紀で捉えると100周年に向けて最終コーナーに入ったことになる。次のステージに向けて生産面での足固めをする意味で、松戸工場の増築工事は重要な位置付けだった」
「(中略)2015年より11年間、社長を務めてきたが、増築工事の完成を機に、次の世代にバトンを託すことがメリーのさらなる発展につながると考えた。4月1日より社長に就任する田山氏は、これまでの経験と情熱でメリーをさらなる高みへと導いてくれると確信している」と、関係者へのこれまでの感謝の気持ちとともに、田山新社長へのエールを送った。
増築竣工は新たなスタート さらなる成長と価値創造へ
意気込みを語る田山新社長
4月1日より新社長に就任する田山俊也氏は「経営を取り巻く環境は決して平坦ではない。だからこそ、改良できるもの、守るべきものをしっかり見極めて、社員一人一人が力を発揮できる組織づくりを進めていきたい。松戸工場の増築完成は、単なる生産能力の拡張にとどまるものではなく、品質のさらなる向上と安全・安心なものづくり、そして従業員が誇りを持って働ける環境づくりを実現していくための最も重要な基盤と位置付けている」
「安全で高品質な商品を安定してお届けすることで、お客様をはじめステークホルダーから信頼される、愛され続ける会社であり続けたいと考えている。増築竣工はゴールではなく、新たなスタートであり、さらなる成長と価値創造に向け、社員一丸となって挑戦を続けていきたい」と100周年への抱負を述べた。
2026年4月1日、2050年の創業100周年へのメリーの新たな挑戦が幕を開けた。
田山俊也(たやま・としや)氏略歴
1969年7月29日生まれ、56歳。東京都出身
1992年3月明治学院大学経済学部経済学科卒
1992年4月雪印乳業㈱入社
2002年10月ロッテスノー㈱入社
2014年2月㈱ロッテアイス市販用統轄部広域第一支店支店長
2018年4月㈱ロッテ九州統括支店営業部部長
2025年4月同経営戦略部シニアマネージャー
2025年10月㈱メリーチョコレートカムパニー執行役員副社長
(羽根浩之)