東京ソワール、自社新ブランド「TOKYO SOIR」が好発進

2025/12/18 10:28 am

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東京ソワールから10月にデビューした、ブラックフォーマルの婦人ブランド「TOKYO SOIR(トウキョウソワール)」が好スタートを切った。発売から2カ月間で、売上高は計画比6割増を記録。同ブランドはどんな状況でも間違いない“スタンダード”をコンセプトとしており、狙い通り「デザインがシンプルで飽きがこない」「年齢を問わず長く着られそう」といった理由で支持されている。

現在はアンサンブルが5万9000円(税抜き)、ワンピースが3万6000円(同)、パンツスーツが6万3000円(同)の3型を展開する。10月1日~11月30日で累計販売数は355着を突破し、売上高は計画比165%を達成した。アイテム別構成比はアンサンブルが60.2%、ワンピースが22.6%、パンツスーツが17.3%。年代別構成比は50代以上が約7割を占める。

葬祭業界ではコロナ禍をきっかけに家族葬が広がったが、アフターコロナ以降は、一般葬が復調傾向にある。一般葬では「きちんとした装い」が求められる。他方で「自分に似合い、納得できるものを着たい」「品質が良く、長く着られるものを選びたい」ニーズもあるため、トウキョウソワールは両方のニーズに応えることを目指す。

購入客からは「生地が軽く着心地が良い、家庭で洗濯ができる」「シルエットがきれい」「価格がちょうどいい」「喪主としても着られ、こういうものが欲しかった」といった声が寄せられている。今シーズンはプレデビューで、来春から型数や取り扱い店舗を増やし、本格的な展開を始める。

東京ソワール、自社ブランドを開始 ブラックフォーマルのスタンダードを提案

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