キリンビール、歳暮ギフトに「晴れ風セット」登場

キリンビールは、歳暮ギフトセットを10月下旬から順次発売する。今年は合計17種類のラインナップで、「キリン一番搾り生ビール」（以下、一番搾り）と「キリンビール 晴れ風」（以下、晴れ風）を中心とする。新たに「晴れ風セット（350ml×21缶）」、一番搾りと果汁ジュース「トロピカーナ」を詰め合わせた「キリンファミリーセット」を加えた。

中元・歳暮などのフォーマルギフト市場でビールギフトは根強い人気があり、中でも“品質の良いもの”や“定番”を感じられる商品が選ばれる傾向にある。同社の調査では、相手の好きな商品を贈りたいというニーズがあることも判明。そこで、同社の代表商品である一番搾りと、2024年の発売から人気を博している晴れ風を主軸とした。

晴れ風は、飲みやすさと飲みごたえを両立したバランスの良い味わいが特長。ホップは日本産の稀少な「IBUKI」を採用し、まろやかで雑味のない味わいとスムーズな口当たりを実現した。売上げは好調で、初年度は販売目標を当初の約1.3倍に上方修正し、550万ケースを達成。今年度はさらに17％増の670万ケースを目指す。

今年4月には飲食店（業務用）の展開も開始。取り扱い店舗は年間目標の約50％にあたる7500店を1カ月で突破し、約3カ月で年間目標の1万5000店を達成した。それに伴い、年間導入店舗数の目標を当初予定の1.2倍にあたる、1万8000店へと上方修正した。導入店舗からは「キレがあって飲みやすく、料理との相性が良い」との声が寄せられている。

晴れ風のみで構成される「晴れ風セット」は、今夏の中元シーズンに350ml×10缶と500ml×2缶のセットが初登場。好評を受け、今回350ml×21缶セットも発売となった。

同じく新発売の「キリンファミリーセット」は、一番搾り350ml×10缶、トロピカーナ 100％アップル 250ml×3本、トロピカーナ100％グレープ 250ml×2本を詰め合わせた。一番搾りはおいしいところだけを搾る「一番搾り製法」によって感じられる、雑味のない麦のうまみと調和のとれた味わいが特長。トロピカーナは果実そのものの味わいが楽しめる100％ジュースとなっている。