MTGの「ReFa」、新ビジョン「JAPAN BEAUTY」を発表 世界に日本の美を発信
2026/07/29 1:16 pm
MTGは7月21日、ぴあアリーナMM(横浜市)で「ReFa 新製品&ブランドビジョン発表会」を開催した。ブランド史上最大規模となる同イベントでは、新たなブランドビジョン「JAPAN BEAUTY」を発表するとともに、新商品を披露。ブランドの次なる成長戦略と、日本発の美容ブランドとして世界市場を見据えた方向性を示した。
冒頭に登壇した松下剛社長は、ReFaがこれまで美容機器を中心に成長を遂げてきた歩みを振り返りながら、「デザイン」と「テクノロジー」の融合をブランドの根幹に据えてきたことを説明。日本ならではの美意識を世界へ発信していくブランドでありたいという考えを語った。
その中核となるブランドビジョンが「JAPAN BEAUTY」だ。美容業界も日本代表として世界へ挑戦すべき時代に入ったとし、松下社長は「産官学民芸」が連携しながら日本の美を世界へ届けていく考えを表明。「我々も日の丸を背負い、美と健康の市場を世界へ発信していく」と力を込めた。
ビジョンについて語る松下社長
技術開発についても積極的な姿勢を示した。同社は美容室の声を反映した独自機能やハイドロイオン技術を搭載したヘアドライヤーをはじめ、AIや共同開発技術を活用した商品づくりを推進している。アイシンとの共同開発による「Hydraid」技術では、美容だけでなく自動車空間への応用も進めており、「乗るほど美しくなる空間」という新たな価値創造にも挑戦していることを紹介。同社はリカバリーウェア市場へも参入しており、美容とウェルネス双方で事業領域を広げていく構えだ。
今春に発売した「トリートメントアイロン」について、新たなヘアケアカテゴリー「NEO TREATMENT」として訴求することも発表した。同商品は専用のセラムと組み合わせて、髪を梳かすことで表面から内部までのケアをするもの。従来のドライヤー、ヘアアイロンとは異なる存在として、2兆円規模の市場を創出していきたい考えを示した。
会場では、新カテゴリーを象徴するトリートメントアイロンをはじめ、ハート型デザインを採用したドライヤー、ブラシ、香りを楽しめるヘアケアシリーズなどを披露。いずれもデザイン性と機能性を融合させ、毎日のヘアケア時間そのものを価値ある体験へ変えることを目指した商品群となる。
新商品のドライヤー「ReFa HEART DRYER Aira」
今後の展開としては、銀座に構える旗艦店「ReFa GINZA」をブランド発信拠点とするほか、名古屋市内で建設中の新本社でもブランド体験を提供していく。新本社にはReFaのミュージアムやカフェ、レストランなどを併設。研究開発拠点としても機能させ、新たな価値を創出する。
イベントにはReFaヘアケアカテゴリーのミューズを務める「MISAMO」の3人も登壇。MOMOさんはハート型ドライヤーについて「見た瞬間に欲しいと思った。置いているだけでもインテリアになる」とコメント。SANAさんはブラシを「持っているだけで自分のオーラまで引き出してくれそう」と語り、MINAさんはトリートメントアイロンを「デザインと機能性が両立し、毎日のヘアケアが楽しくなりそう」と話した。
松下社長は「2046年までに10兆円企業を目指す」というビジョンも語った。日本発の美を世界へ発信する国内最大級の企業になるべく、次の成長ステージに向けた取り組みを加速していく。
(都築いづみ)